1位 "Choosin' Texas" Ella Langley
produce: E.Langley, B.West, M.Lambert
2位 "Hate That I Made You Love Me" Ariana Grande
produce: A.Grande, ILYA, Max Martin
3位 "Been By Now" Morgan Wallen
produce: J.Moi, Charlie Handsome, M.Hastings, H.Compton
4位 "Petal" Ariana Grande
produce: A.Grande, ILYA, Max Martin
5位 "I Knew It, I Knew You" Taylor Swift
produce: J.M.Antonoff, T.Swift
今週もエラ・ラングレーの"Choosin' Texas"が1位です。
2位と4位にアリアナ・グランデの曲が入ってきました。アルバム『Petal』の発売の影響ですね。
彼女のアルバムはとてもいいのですが、なんと彼女は活動休止に入るようです。
SNSが発達した以降のアーティストとしてその光も闇も映し出してくれた彼女ですが、そうした中で彼女自身の大事なものをすり減らしてきたのでしょう。
そもそも女性アーティストは歌詞に私生活を生々しく描写する傾向がシンガー・ソングライターの勃興期から顕著に見られ、男性の妄想半分みたいなものよりも”身を削っている”と感じることが多いわけですが、SNS全盛の時代になってそれが加速度的に進んで、ゼロ・プライバシーな状態になってしまっています。確かに自己顕示欲(”私はこれだけ社会において有益・有用な存在です”ということを知ってもらいたい)とアーティストには強い相関関係があってそのモチベーションがなければわざわざ見ず知らずの人の前で歌を歌う意味も実は無いのかもしれません。
ただ何らかの線引きがないと、このままでは今後もたくさんの人が社会的に追い詰められることになる未来が見えています。
今週のピックアップ
"Kiss Me" Ariana Grande
もちろん彼女のアルバム・リリースのタイミングなので彼女のアルバム収録曲を取り上げるのですが、当ブログ的にはこのバラードをとりあげましょう。
彼女のアーティストとしての成熟も十分に感じ取れる堂々の傑作だと思います。
"Loser" Tame Impala
映画『スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ』の記録的な大ヒットを受けて一年前にリリースされたこの曲がランクイン。やっぱり米国では音楽と映画は切り離せない関係があります。
"Hustle" Rod Wave
「ソウル・トラップ」の第一人者として私のようなソウル好きを狙い撃ちしてくるRod Wave。
本作もド直球で濃いヤツをぶちかましてきました。
なお。PVではちょこっと渋谷の街での撮影分も入ってます。日本ブーム確実に来てますね。円安だからというのもあるにせよ最近よく日本ネタをよく見かけます。
肝心のRod Waveは日本での知名度はそれほど高くないのでしょうけど当ブログでは常連になってます。
日本向けのアーティストだとおもうんですけどね。
ズルいとわかっていても抗えない魅力にヤラれます。
"The Feeling" Steve Lacy
スパイダーマンのネタ触れるんだったら映画で使われた”Oh Yeah?”の方でしょ、って意見もあると思いますが私は”The Feeling”が好きすぎるのでこちらの曲を。
"Brand New Chanel$" Slayyyter
ミズーリ州出身の彼女は貧しい家庭に育ち、多くのクラスメートがヘロインを摂取するような環境に育ちながら、いつかスターになるという夢を持ち、美容院の受付なんかの仕事をし、時にはネットでのポルノライブ配信で収入を得ていたという経歴も隠しません。
そんな彼女がついに全米で広く知られたのが先のコーチェラでのパフォーマンス。真昼間のステージながら記録的な動員をし、批評家からも絶賛され、そしていよいよ本作のリリース。PVは彼女自身が監督も行い、独特の世界観を構築しています。
溢れる才能と夢。
彼女は今を生きるポップミュージックのファンとして見逃すことはできない存在。
これぞThis is America.
テレビ放送では流れてこない、もはや過激すぎて流せない現実がポップ・ミュージックのメイン・ストリームを通じて日本にも届きます。
今週はこのあたりで。
