ビルボード・チェック(8・8) | ポップ・ミュージックのトリコ

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

1位 "Choosin' Texas" Ella Langley

produce: E.Langley, B.West, M.Lambert

 

2位 "Been By Now" Morgan Wallen

produce: J.Moi, Charlie Handsome, M.Hastings, H.Compton

 

3位 "I Knew It, I Knew You" Taylor Swift

produce: J.M.Antonoff, T.Swift
 

4位 "I Can't Love You Anymore" Ella Langley & Morgan Wallen
produce: B.West, A.Goodloe, E.Langley

 

5位 "Boston" Stella Lefty

produce: J.Reeves

 

 

今週もエラ・ラングレーの"Choosin' Texas"が1位です。

2位にモーガン・ウォーレンの曲が入ってきました。これで上位5曲すべてカントリーということになりましたね。

90年代のR&B/Hip Hop勢のチャート独占も色々と言われていましたがこれはこれでいろいろと意見が出そうです。

90年代のチャートの傾向は「白人至上主義が根強く残るポップ・ミュージックに対する黒人(アフリカン・アメリカン)からのカウンター・カルチャーによる民主化」みたいな意味を感じましたが、20年代はその流れがもたらしたハイブランド企業・スポーツ産業との行き過ぎた連携など「民主化という雰囲気でごまかされながら産業によるコントロールが強まってしまったポップミュージック界の解放」の意味があると思います。

 

 

今週のピックアップ

 

"Animal" KATSEYE

米国でのHYBE所属アーティストKATSEYEは順調にステップアップしています。

ティーンの消費が強いタイミングではこうしたアイドル的なアーティストが強くなります。

最新のベビーブームが2007年に起こった米国ではその時の子供たちが現在19歳。

1857年をピークにしたベビーブームの影響が一番大きく出て好景気に沸いたのが彼らが19歳になったちょうど50年前のアメリカ建国200年の1976年だったことを考えるとちょっとディスコブームの当時のことを想起させられます。

となるとその後の米国不景気のはじまりは1978年~1979年にかけてだったので、そろそろピークを迎え始めていると言えます。実際軟着陸を模索してドル安誘導したり戦争を矢継ぎ早に始めたり準備に余念がありません。

 

"Noble" F3miii

若い世代といえばこのナイジェリア系アイルランド人の彼。

 

"Camera" Charli xcx

7月24日にリリースされたアルバム『Music, Fashion, Film』からの4枚目のシングル。彼女が音楽以外に踏み出そうしているキャリアとして女優業があるわけですが、それはこれまで、ダイアナ・ロス、マドンナ、マライア・キャリー、レディ・ガガなどたくさんの女性アーティストがそのキャリアの成功を目指してきた道。決して簡単なことではないのですが、日本で成功した俳優が歌手デビューをするように、米国では成功した歌手は俳優業を目指します。

 

"I See Why" Moneybagg Yo

一時期はずっとチャートに名前があったMoneybagg Yoですが、最近はちょっとペースが落ち着いています。最後に見たのはモーガン・ウォーレンとのコラボ曲だったかな。

で、どんな感じの曲かな?と思ったらなかなかカッコイイ感じ。こういうのがやっぱりいいですね。

 

"Sue Me" Audrey Hobert

オードリー・ホバートって誰?と思ったら。グレイシー・エイブラムスの親友で、彼女の作品の共作者として知られているようですが、何ならPVの監督もしているという多才な人物。父親は有名なドラマ脚本家兼プロデューサーで、本人も脚本家としてキャリアスタート。なるほどグレイシー・エイブラムスと話が合うわけです。グレイシーの大ブレイクを受けていよいよ彼女もアルバムを昨年リリース。そしてこの度めでたくチャートイン。

こうした才媛ならアーティスティックな感じを前面に押し出してくるのかと思ったらかなりポップに振り切っています。小難しい路線で保険をかけずに真正面からヒットを狙う大胆さ。リスクを承知で勝負してますね。これは面白い人が出てきました。

 

 

今週はこのあたりで。