町のチャンバールームシアター夢想 | ポップ・ミュージックのトリコ

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

町のTSUTAYAがつぶれている場所とかをカラオケみたいに個室で割って防音設備をつけて、よいサブウーハーを付けて個室貸出してくれないかな?TSUTAYAって今空間レンタルビジネスに移行しているって話だけど、それっていままでのCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)からかけ離れているような。

これだけ個人サイズのエンタメ消費にこだわってきた会社なら空間ビジネスもこういう形で切り売りしてくれないかぁ。

日本のホームエンタメはそもそも部屋が狭小で配信環境で家で観る場合、限られた環境の人しかそのコンテンツのもつ本来意図したクオリティを享受することが出来ません。たしかに家以外で映画をみるなんてのは面倒です。でもそんなこといえばわざわざ出かけてすぐ真横に誰が座るかもわからない環境で窮屈な思いしながら姿勢変えるのも気を使って映画を楽しんでいる今の映画館だって問題だらけです。

最近はそもそも配信スタートの大作だってあってこれを映画館とは言わないまでもできれば最善の環境で楽しみたいという新しい配信時代ならではの需要があるはずなんですよね。

いい映画ってデカい画面で観たいというもの。

ちょっと前なら作品どうするの?っていう問題があったけど今はWi-Fi環境があればアマゾンのファイアースティックなどでテレビが自動的に配信システムに生まれ変わります。

部屋の広さは4乗半もあれば十分。もっと狭くてもいいんじゃないかな。ソファはゆったり座れるタイプの2名掛けを用意し、子供なら無理やり一緒に並んですわってもらい、大人3~4人なら地べたに置いてるクッションを利用して対応してもらう、定員は法規上許される限界までは入室可能。

防音とパーテーションの個室設備は必要ですが何もレコーディングスタジオほどの設備でなくてもいいはずです。

だいたい防音設備の部屋で200~300万くらいの投資かな。初期投資は1部屋500万までに抑えたい(できれば400万円)。

機器類はテレビとサブウーファーとソファ、それにWi-Fi設備くらいで十分でしょう。あとは防犯カメラ(暗視タイプ)。防犯カメラセキュリティ完備とすればカメラをつけていてもこの時代不快に思う人はいないだろうし、女性も気軽に利用しやすい。個室でカップルでイチャイチャされたり器物損壊や機器の持ち出しを抑止する効果が見込めます。

どうしてもカラオケボックス並みかそれ以上に部屋を暗くする必要がありますから防犯上窓にドアにガラス窓をつけなきゃならないとしたら、入室通路の照明は下から照らし部屋になるだけ光が入らないように配慮が必要です、

漫画喫茶とかのように商品の追加仕入れは要らないし、入室退室に人件費をかける必要も防犯カメラを設置すれば必要ない。これを平日3時間まで一人1000円で貸します。そこからは1時間ごとに1人1000円追加課金でいいでしょう。休日は1時間1000円からスタートさせておけば客は平日に流れてくれるので、土日しか利用者がいないという状態を回避できます。営業時間は無人運営ならいくらでもできますが健全なイメージを担保するなら9時から22時くらいで目一杯というところでしょう。フリードリンクはひとり200円で利用可能。ポップコーンなどスナック類は自販機を設置。ほぼ無人運営を実現させれば運営コストは驚くほど安くつきます。あとは物販販売はうっかり持ってくるのを忘れた時のためにファイアスティックの新品を用意すればもう大丈夫でしょう。

これで5年で投資回収するとすれば家賃・水道光熱費を入れても365日で一日一部屋あたり5~6人利用。映画はたいてい2時間ぐらいなので土日で1日当たり8名利用、平日で1日当たり2名使用でビジネススキームを構築できます。まあ、人口50万クラスの都市部の駅前ならこの集客は可能でしょう。集客が難しくなった施設に間借りでインショップ的に進出すればいい立地につけることも可能でしょう。

まあ最初はモノ好きしかつかわないと思うので2部屋ぐらいにしておき、運営に余裕が出てくれば豪華な部屋を用意して2000円でレンタルすればいいのです。ホントにいい機器をいれるなら預かり金として5000円いただき、万が一機器破損の場合は保障代としていただくことにすれば乱暴な使い方をする人はある程度ふせげるでしょう。大好きな映画の鑑賞やデートなんかでちょっとワンランク上のサービスを使いたい人にはちょうどいいサービスなんじゃないでしょうか。競合ができてそれほど希少価値がなくなった時に預かり金はいただかないことにすればいいのです。部屋が6部屋を超える施設になればアルコールドリンクもスタートさせ収益力をアップ。もちろんフードも簡単なものを付ける。これはラブホテルのテレビ画面で注文するシステムみたいなのがあれば十分対応できるでしょう。

会社帰りにストレス発散にとてもいい癒しの空間を手に入れることが出来ます。

個別で映像を楽しむだけなので映画上映の代金をサービス提供会社に支払う必要はありません。

客は勝手にファイアスティックをテレビにぶっ刺して勝手に映画を楽しんで帰るのです。

住宅事情が悪く自宅での映画鑑賞の環境を整備することが難しい層にはとてもいい環境だと思います。