ビルボード・チェック(10・31)! | ポップ・ミュージックのトリコ

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流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

Hills

1位 "The Hills" The Weeknd
produce:Mano

2位 "Hotline Bling" Drake
produce:Nineteen85

3位 "What Do You Mean? " Justin Bieber
produce:MdL, J.Bieber

4位 "679" Fetty Wap feat. Remy Boyz
produce:Peoples

5位 "Stitches" Shawn Mendes
produce:Daylight, J.T.Geiger II, D.Parker
カナダ出身のショーン・メンデスが5位に浮上。
4位のフェティ・ワップ以外はトップ5がカナダ人に占められているという奇妙な現象。
音楽界はカナディアン・インベージョンが進行中。
映画を凌ぐ勢いのテレビドラマ界においても、その人気ジャンルのSFの撮影ではカナダのスタジオの存在が不可欠になっており、エンタメ界での影響力がどんどん強まっています。
カナダは米国より一歩早く既に世界のトップクラスの産油国の仲間入りも果たしており、そういった経済の余力がエンタメ界を下支えしている面もあると思います。
ただ、問題は中国経済の減速によって資源の価格が下落していることと、人口の年齢別クラスターでは50歳前後が突出している点。前者は既に影響がでていますが、後者は、大量の定年退職者を抱えるようになる5~10年先が深刻。
カナダ本国の音楽界は残念ながら失速気味の状況だけに、米国に乗り込んで勝負をかけ始めている彼らの本気度も並大抵ではありませんね。



ウィーケンドの"The Hills"が5週連続の1位。


今週のピックアップ

"Jumpman" Drake & Future
今週もこの曲を。Drakeの手によって認知が広まったカナダのR&B/Hip Hopのクールさ。
間違いなくカナダのポピュラー音楽史に名前を残すことになりますね。

"How Deep is Your Love" Calvin Harris & Disciples
この曲のことを語るのに決して忘れてはならないのは、この曲のヴォーカルも務めるアイナ・ロールドセンの存在。
EDM界はまだまだ男性優位のジャンルですが、彼女がソングライティングに加えて、ヴォーカルも担当した本作のヒットで女性クリエイターにも成功のチャンスが巡ってくる環境が整いつつあります。彼女は現在31歳。カルヴィン・ハリスとは同世代。ここから上昇気流に乗ってもらいたいところ。

"White Iverson" Post Malone
カナダ発のPBR&Bに対する米国側からの回答。
米国もやられっ放しではありません。こうして面白い人材がきちんと出てきます。

"Break Up in a Small Town" Sam Hunt
サム・ハント、30歳を超えて本格的にブレイクを果たした昨年からの勢いもそのままに今年もヒット街道驀進中。
ほとばしる才気がもはやあふれ出しているかのように曲中に満ちています。

"I Got the Boy" Jana Kramer
ドラマ『One Tree Hill』への出演で有名になった女優、ジャナ・クレイマーがカントリー歌手に挑戦を始めて数年。昨年の結婚そして妊娠と幸せの絶頂の中、いよいよこの曲のヒットで歌手としての成功も軌道に乗りつつあります。
31歳、ということはカントリー歌手としてはやっと旬の年齢のスタートラインに立ったところ。
これからの活躍が楽しみ。