城恵理子の卒業 | ポップ・ミュージックのトリコ

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流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

城が卒業を発表しました。

ここ最近色々悩んでいたみたいだったから、何となく理解できる気がします。
期待されること、期待に応えるべく努力すること。
中学3年生の彼女には途轍もない重荷だったのだと思います。

芸能人、特に48グループのメンバーは、そういうところが衆目に晒されるために、ともすれば残酷ショーさながらに、ずたぼろになった状態を人に見せることになってしまいます。

最近彼女らの活動について批判のなかには、五輪の選手と一緒にするなとか、応援するファンに戦場にでも行って現実を知れとか言う人がいます。いかし、戦時中にも映画はあったし、歌手や芸人の戦地への慰問もあったわけで、明日の命がわからないような戦地でさえ、エンタメは機能していたことを思うと、もうちょっと落ち着いて議論することも必要かと思います。

かつてシャーリー・テンプルという少女は、大恐慌で混乱した世の中で、米国民の心を魅了し、癒しました。

妖精のようなシャーリーと比べて、48グループのメンバーはあまりに平凡かもしれません。
でも夢に向かってひたむきに努力する、という一見微笑ましい姿は、実は闘技場にいる剣闘士のように、傷付きそれでも立ち上がる彼女らのサバイバルゲームを楽しんでいる側面もあり、この馬鹿げたショーから、卒業という名目で去っていくメンバーが後を絶えないのも現実です。

大成長の時代をすぎ、閉塞感が漂い始めたローマで、闘技場が大盛況だったように、あまりにリアルな48グループの劇場も国内にすでに3つ。国外にも進出しつつあります。

剣闘士の戦いに酔いしれたローマ人を、退廃的で現実逃避だと揶揄する人もいますが、それもローマを支える文化でした。
陰り行く国家の現実にありながらも日々暮らしゆく自分に、果て無き戦いを続ける剣闘士の姿を重ねたのでしょう。
いかさまあり、八百長あり、それでも命を賭けた彼らの戦いに偽りはありませんでした。

彼女の卒業はNMB48という大阪にある劇場の次代の座長候補を失うという、大きな損失です。
元プロやダンス経験者などでない、本当の一般人がアイドルとして光り輝いてゆく姿をリアルタイムで経験できるはずだったのですが、メインキャストの降板によって、そのプロットに加筆修正が必要となっています。

ここ最近私が進める次世代メンバーの【妄想】にも改変が必要で

元は

高橋朱里(A12・AKS)
岩田華怜(A12・AKS)
木本花音(S4・AKS)
白間美瑠(N1・吉本)
木下春奈(N1・吉本)
城恵理子(N2・吉本)
與儀ケイラ(N2・吉本)
宮脇咲良(H1・AKS)
※AKB48本体だけで考えるなら後ろの6人が加藤玲奈(A10)・大島涼花(A13)・平田梨奈(A12)・村山彩希(A13)・相笠萌(A13)・大森美優(A12)

だった【松井珠時代】以後の布陣でしたが、城が抜けたことで、

高橋朱里(A12・AKS)
岩田華怜(A12・AKS)
木本花音(S4・AKS)
白間美瑠(N1・吉本)
木下春奈(N1・吉本)
與儀ケイラ(N2・吉本)
宮脇咲良(H1・AKS)
村重杏奈(H1・AKS)
※AKB48本体だけで考えるなら後ろの6人が加藤玲奈(A10)・大島涼花(A13)・平田梨奈(A12)・村山彩希(A13)・相笠萌(A13)・大森美優(A12)

と村重が入って、吉本無双の時代になりそうなことは確実にしても、少し勢力は後退しそうです。

まあ、この世代が台頭するのは少なくとも次のオリンピック以降。
まだまだ変更があるのだとは思います。