劇的というとおおげさにしても、音楽の流行も大きく変わりました。
当時は最高と思っていたリストも少しバージョンアップが必要かな?という思いから、3年前の記事を再掲しつつ、変更を加えようと思います。
最初に断っておくと、ほとんど変わっていません。ほぼ【再掲】なのですが、更新箇所を明らかにしたかったので、こういうスタイルにします。
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1948年にLPが世に出てから、遂に60年。
このフォーマットに『アルバム』という名前をつけた先人のネーミングセンスは絶妙ですね。
現在はデジタル流通の本格化でこの『アルバム』というフォーマットにあまり勢いがありません。
以前、mixi内で、自分のコレクションの中から、これぞ『アルバム』の魅力!というものを10枚ピックアップしましたが、あまりにもマニアックだった事もあり、今回新たに定番中の定番より、年代別に20枚ずつ集めてみたいと思います。
この作業というのが微妙で、作品の評価というのは、現在の流行との距離感などで簡単に変わっていくもので、今回選んだ物が普遍の価値のものとはなり得ません。それがまた、面白いところなのです。
まずは、60年代より20枚をチョイスします。
その1では時代の横軸。流行の広がりを主軸にとって、”人気”をバロメーターに選びます。60年代に人々が味わった衝撃の音楽との出会いが蘇ります。
①『Modern Sounds in Country and Western Music』Ray Charles(1962)

"I Can't Stop Loving You"
②『Please Please Me』The Beatles(1963)

"Twist and Shout"
ライブバンドあがりらしく、その臨場感を伝える為に、「せーの!」で録った緊張感あふれる作品集。ロックンロールからロックが誕生した瞬間ですね。
③『Highway 61 Revisited』Bob Dylan(1965)

"Like a Rolling Stone"
④『The Doors』The Doors(1967)

"Light My Fire"
米国への英国からの侵略で始まった60年代のロック革命ですが、この年になると米国からも、この新しいロック革命に呼応した動きが本格化しました。エンタメ産業の世界の工場ハリウッドのお膝元、LAから出て来たドアーズ。スタジオ録音では、ハル・ブレインなどハリウッドの名うてのスタジオ・ミュージシャンが覆面で参加し、米国から反撃の狼煙をあげた、威信をかけた1枚になっています。
⑤『Bridge Over Troubled Water』Simon & Garfunkel(1970)

"Bridge Over Troubled Water"
フォークとロックの融合を追及した彼らが、60年代アメリカの伝説的な音の魔術師、フィル・スペクターのサウンドに挑戦した表題曲も素晴らしいラスト・アルバム。2人でやれる事は皆追及した、とばかりに、美しいメロディと歌声が最初から最期まで詰まっています。