
『Houses of the Holy』Led Zeppelin
聖なる館(紙ジャケット)/レッド・ツェッペリン
¥2,580
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セールス的には成功したはずの前作『IV』でしたが、結局全米1位の座を逃してしまったことに苛立った彼らは、もっと米国受けする垢ぬけた作品を志向して、本作の制作に当たりました。
そしてその自信作に匹敵するジャケットのデザインを求めた彼らは、最終的には発売日が遅れてしまうという事態にまで及んでしまいました。
レコーディングなんかで発売が遅れるならともかく、ジャケットの都合で遅れるなど、それこそデジタルな昨今の事情の目線で見れば、もはや滑稽とさえ言えますが、そこまでこだわったものだからこそ、きちんとパッケージも手元に置いておきたいものです。
このパッケージは、CDのジュエルケースでは、面白みが半減します。
やっぱりLPと同じ意匠で作られた”紙ジャケ”をお勧めします!!!

こうして見開くとこのジャケットの本来の絵の構図が明らかになります。
裏側まで一つの絵。このパノラマな展開によって、ジャケットの絵柄は途端に大きな物語性を持ち始めます。

ついでに内側の絵柄も。
このあまりにもアーティスティックな絵。ロックはこうして芸術性においても評価しうるものになっていきました。
"The Song Remains the Same"
もともとは次曲"The Rain Song"のイントロとして作成されたものでしたが、歌詞も加えて一つの作品になったという生い立ちの曲。
"Over the Hills and Far Away"
ちょっとアコースティックな感じが渋いです。
"The Crunge"
このアルバム中、一番のお気に入りはこれです。
このファンキーな感じが堪りません。ジェイムズ・ブラウン並みにファンクしてます。
"D'yer Mak'er"
ファンクしたかと思えばレゲエにも触手を伸ばします。
自らツェッペリンという殻をぶち破るような脱構築ぶり。