
『Private Dancer』Tina Turner(Capitol)1984
公私ともに長く連れ添ったパートナー、アイク・ターナーと別離した彼女は多くのR&Bアーティストがそうであったように、80年代の壁を乗り越えることができず、人気も低迷していました。
しかし、海を渡った英国での人気再燃がきっかけで、再び熱い歌声とともに、スターダムに復帰しました。
"I Might Have Been Queen"
アルバムの冒頭を飾るナンバー。デジタルなサウンドがソウルフルなヴォーカルとからんで、80年代らしい溌剌としたナンバーに仕上がっています。
"What's Love Got to Do With It"
彼女の人生を語るかのような歌詞が印象的な全米ナンバー・ワンを記録した曲。レゲエ風のアレンジがうまく作用しています。
"Better Be Good to Me"
R&B、というよりこれはロック・ヴォーカルというべきものですが、このアルバムで個人的には一番のお気に入りです。
彼女の復活は60年代と80年代がシンクロしていることの一つの象徴といえます。