非英語音楽’09 その18 | ポップ・ミュージックのトリコ

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

$ポップ・ミュージックのトリコ-FURUSATO

『FURUSATO』ゆず

これまでゆずといえば、寺岡呼人との3人による共同作業によって、まさに「阿吽の呼吸」で作品を制作してきましたが、今作からは、外部から新しいメンツを制作陣に迎えて制作された曲が軒を連ねます。そのメインが前作でもアルバム収録曲では顔合わせ済みの蔦谷好位置。ストリングスアレンジを得意とする彼は、YUKI、Superfly、エレカシなどを手掛けている売れっ子。実はゆずとは同学年。30代に突入した彼らが、新しい表現を、同世代の人間をパートナーに加えて獲得しています。


ストリングスが力強くも美しい。蔦谷”ナイスポジション”好位置を迎えたことが最も曲にわかりやすく現れた一曲。アルバム・バージョンはさらにこの傾向が増幅されています。

逢いたい
アルバム中最も好きな一曲。作詞の作業にかなり時間を要した、非常に難産だった曲ということですが、その美しい日本語の韻律を活かし切ったメロディには感嘆します。

いちご
ゆずのコメディ調ながらちょっとエロい歌詞のポップナンバー。

Yesterday and Tomorrow
これもシングルで既発曲ですが、アルバム収録は別テイクを採用。このアルバムに対するこだわりを感じます。

シシカバブー
ドラマ『サラリーマン金太郎』の主題歌。このドラマを見ていたのでなじみ深いです。

みらい
最後に収録されたこの曲は私の敬愛する武部聡志氏によるアレンジ。蔦谷氏とは味が違うストリングス。
渋い。
この歌がこのアルバムのテーマの核となっています。

収録曲のバラエティに富んだ内容にもかかわらず、蔦谷氏との緊密なコラボが、インタールードをはさむという大技を駆使してアルバムをコンセプチュアルなものに生まれ変わらせています。
ビートルズ作品に例えれば、まさにゆずの『サージェント・ペパー』。


今年購入したアルバム

日本語 8
ドイツ語 4
フランス語 3 
イタリア語 3
英語 3