ビルボード・チェック(8・29)! | ポップ・ミュージックのトリコ

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

ポップ・ミュージックのトリコ-I Gotta Feelin'

1位 "I Gotta Feeling"The Black Eyed Peas
produce:D.Guetta,F.Riesterer

2位 "Party in the U.S.A. "Miley Cyrus
produce:Dr. Luke
初登場でいきなり2位に入ってきたのは、日本でもティーンを中心に大人気のマイリー。ハリウッド・レーベル(ディズニー系)のリリースで日本ではエイベックスから販売されるので、洋楽にもかかわらず、邦楽と同じようにレンタルが始まるのもいいところ。なにしろローティーンズは携帯を持っていてもネットを使わせてもらってない場合が多い(携帯すら持たせてもらっていない場合も)ので、休日に親と行ったショッピングモールで買うか、レンタルするかぐらいしか曲の手に入れる方法がないわけですから。(昔はエアチェック・・・つまりラジオから録音したんですけどね)

3位 "Run This Town"Jay-Z, Rihanna & Kanye West
produce:K.West,No I.D.
往年の激渋サウンドクリエイター、No I.D.の起用が最近目立ちます。”ローファイ”、”ジャジー”というキーワードが頭に浮かぶプロデューサーなのですが、今のところそれほど過激な個性を出してきてはいません。それがかえって何か戦略のように思えて不気味です。

4位 "You Belong with Me"Taylor Swift
produce:N.Chapman,T.Swift

5位 "Use Somebody"Kings of Leon
produce:A.Petraglia,J.King

ブラック・アイド・ピーズのセカンドシングルが8週連続1位。
そろそろ動き始めました。ブラック・アイド・ピーズの長期政権にピリオドが打たれるのか!?


今週のピックアップ。

"Send It On"Disney's Friends For Change
Jonas Brothers, Selena Gomez, Demi Lovato, Miley Cyrus・・・。ディズニー・チャンネルから飛び出したスターが総出演のキャンペーン・ソング。

ディズニー・チャンネルは日本にいるとなかなかその存在を身近に感じられないのですが、実はここ最近、それが解禁になるチャンスがありました。それはBS放送の新規チャンネル割り当て。ここにディズニーは名乗りを上げていたのですが、全放送の3分の1以上を広告収入に頼るビジネスモデルは好ましくないという総務省の審査基準にひっかかって選考漏れ。広告収入による配信ビジネスはたとえばネットでは最近GYAOが身売りしたことでも示されるように、非常に難しいものの、すでに広く普及した(そしてもはや廃れようとしている)BS放送であることから、それほど難しいことではないと思われます。これはよく言われる日本の官僚・産業・政治家が三位一体となった”参入障壁”と考えるほうが自然かもしれません。現在の有料放送事業者が、ディズニーのコンテンツが広告収入主体、つまり、無料で放送されるとあっては黙っていられないでしょう。結果としてディズニー・チャンネルは参入を阻まれました。
ディズニー系の音楽の販売権を持つエイベックスとしても、残念だったに違いありません。
そして何より米国のティーンズを釘づけにする新しいスターの登竜門として機能している番組を自由に見られないのは、今なお世界最大のエンタテインメント産業国の最新情報をピンとこないまま過ごさなくてはならない私たちかもしれません。

なお、このキャンペーン・ソング、”グリーン・キャンペーン”なるテーマのもの。そう、オバマ氏が”グリーン・ニューディール”というキャンペーンに呼応するかのような歌なのです。
こういう産業界が国策に呼応して青少年にキャンペーンを働きかけていく姿を見ると、米国という国が日本とは大きく違うなあ、と思わせられます。
日本なら、大抵教育現場に大きな責務が課せられ、産業界も万博という名の巨大土木工事に付き合わされるのが相場。
マスメディアもNHKは総力戦を強要され、民法もゴールデンに特別報道番組をやらされて、ゲストにジャニーズタレント、吉本芸人、チャイドルを総動員して啓発活動に力を入れるという姿が目に浮かびます。

いや、でも過去には小室ファミリーのものとかJ-Friendsこれも)とかあったか・・・。

"Whatcha Say"Jason DeRulo
リアーナ、ショーン・キングストンを輩出してきたJ.Rotemが今回送り込んできた刺客。この曲はトリッキー・スチュワートやレッドワンなどをよく勉強したトラックになっているあたり、リアーナやショーン・キングストンのように確実に売れさせたい執念を感じます。

"Evacuate the Dancefloor"Cascada
すき間産業と思われたこの手の音楽ですが、流行の本流がここに向いてくると、本家にとっては嬉しさも半分、苦しさも半分といったところでしょうか。

"Sounds Like Life to Me"Darryl Worley
まさに親父の歌。結婚して親になって・・・。人生は楽じゃないけど、苦しいからこそちょっとした”お祝い”が必要で、仕事の後の一杯が必要なのです。

"Make Her Say"Kid Cudi feat. Kanye West & Common
頭の中を相変わらず飛び回っていて、つい鼻歌が出ます。ポッポポポ・・・。そういえばパンチパーマにスーツ姿のひとが似たようなフレーズの曲を歌ってましたね。

"She Loves Me"Serani
相変わらずレゲエの現在形を教えてくれる若手筆頭の彼は、今どきの洗練されたサウンドが魅力。レゲエをあまり知らない人にもレゲエの持つ魅力を伝えらる心地よさがいいです。