名曲を掘り起こせ!の10曲では敢えて外した80年代。再評価がここ数年で進んだので・・・との考えだったのですが、再評価はやはり再評価で80年代の私のツボとは微妙に違うので、ストレス発散も兼ねて私なりの80年代再探訪。
1981年
"9 to 5"Dolly Parton
80年代の軽快な雰囲気が伝わってくる一曲。
"Rapture"Blondie
すでにニューヨークのブロンクス界隈では人気のあったラップを取り入れている先進的な一曲。
"Physical"Olivia Newton-John
エアロビクス。80年代の響きがある単語です。このまぶしいくらい健康的な明るさ。
1982年
"Up Where We Belong"Joe Cocker & Jennifer Warnes
映画『愛と青春の旅立ち』の主題歌。いかにもアメリカの”青春”という音。
1984年
"Jump"Van Halen
ロックだって80年代仕様に変化。このシンセバリバリのアゲアゲっぷりがカ・イ・カ・ン。
"Footloose"Kenny Loggins
続いてもアゲアゲです。80年代の雰囲気がよみがえってきます。日本ではバブルへ向かってどんどん暮らしがゴージャスになっていったころです。
1985年
"Everytime You Go Away"Paul Young
夜のファミレスやからふねや(喫茶店)なんかではこんな感じの曲がかかっていました。
1986年
"Papa Don't Preach"Madonna
マドンナが、未成年の未婚の出産についてのテーマにいどんだ意欲作。”強いアメリカ”の復活を目指した当時の米国が、格差社会への移行が進む中で見え出した暗い影の部分。アーティストたちはこの微妙な変化を読み取り、来るべき90年代の準備を始めています。
"Venus"Bananarama
80年代はディスコが大流行。いかにも80年代らしいユーロビート。
1987年
"Jacob's Ladder"Huey Lewis & the News
ヒューイ・ルイスもいい曲を量産していますが、最もうもれそうなのはこの曲。サビがいい!!
"You Keep Me Hangin' On"Kim Wilde
ユーロビートもどんどん進化していてビートが立ってきます。体が勝手に乗ってきます。
1988年
"Kokomo"Beach Boys
トム・クルーズの映画『カクテル』の主題歌。この映画にあこがれて、バイト先のコップを割ってしまった記憶が蘇ります。80年代が終わろうとする中、60年代の伝説的アーティストが、80年代の音楽を客観的に見ながら作った「よくできた」80年代的なサウンド。それが透けて見えても、やっぱりこの手の音楽の魅力には敵いません。
1990年
"Nothing Compares 2 U"Sinead O'Conner
この曲あたりからは、90年代の作品と考えるのが大勢だとおもうのですが、敢えて80年代に組み込みます。プリンスの曲をここまで自分流に解釈するセンスがすごいです。ネリー・フーパーらしいグラウンド・ビートもしっかり効いています。
"Vision of Love"Mariah Carey
名曲を掘り起こせ!の10曲にはいっていた曲です。ホイットニー・ヒューストンあたりを意識した曲調ながら、彼女の持つ驚異の声域もきちんと活かされていて、非常によくできた作品だと思います。