かつてmixiで、邦楽アルバム10選、というのをやりました。
この10選は私の邦楽との関わりの個人史としてまとめた、私の邦楽の履歴書のようなものです。
ほんとうは、もっとカッコつけたアルバムを並べる事も可能でしたが、あくまで私個人の音楽遍歴をアーカイブしたかったので、エゴや見栄は排除しました。
ここでその10選を振り返ります。
①『演歌の競演 清と圭子』内山田洋と藤圭子(’70)
古きよき芸能界の薫りに、歌謡曲黄金期の珠玉のメロディ。父母はともに洋楽ファンで、邦楽はあまり流れませんでしたが、それでも家のステレオからは、頻繁にこのLPの音が流れていました。
”長崎は今日も雨だった ”
”圭子の夢は夜ひらく ”
名曲。ちょっと娘である宇多田ヒカルにも声が似てますね。もちろん顔も。
②『若葉のささやき』天地真理(’73)
父がはまっていたので、自然とよく聴きました。
”若葉のささやき ”
ヒット曲はたくさんあるのですが、少し陰のあるこの曲が特に印象に残っています。
③『クリスマス』吉田拓郎、小室等、井上陽水、泉谷しげる(’76)
この豪華なメンツにもかかわらず、会社の経営が傾くほど、売れなかったアルバムらしいですが、内容はほんとに素晴らしいです。父がよく聴いていました。泉谷氏の赤鼻のトナカイとか、なかなか良い味がでています。
④『14番目の月』荒井由実(’76)
荒井由実時代最後の作品。結婚して引退さえ考えていたという彼女が15夜の満月の夜の一日前の月、14番目の月、というタイトルにしているのは、非常に旨い例えです。
”14番目の月 ”
”中央フリーウェイ ”
『魔女の宅急便』のテーマの候補にあがるも、日本の地名が入っていて、イメージに合わない事から別の曲が採用されたということですが、ほんと良い曲です。彼女の代表作ですよね。
個人的にはユーミンの最高傑作だと思います。
聴くと何故か涙が溢れてきます。
心洗われる歌声。ただただ感動。本当に歌の上手い、世界に誇るシンガーです。
”津軽海峡・冬景色 ”
いつ聴いても、何回聴いてもこの神がかりの表現力には、心底感動してしまいます。
⑥『Visitors』佐野元春(’84)
当時洋楽のシーンの大変革に合わせて、その空気感を貪欲に取り込むアーティストが、どんどん日本のBGMをスタイリッシュにアップデートしました。このアルバムには、当時のニューヨークの音を完全に持ち帰って来たような新鮮さが今聴いても溢れています。
”Tonight ”
”New Age ”
⑦『絶対!チェッカーズ』チェッカーズ(’84)
言わずと知れた80年代の永遠のアイドル。しかし、フミヤのヴォーカルをはじめ、その実力はただのアイドルをこえているどころか、アーティストとしても充分実力のある、名実共にスター・グループでした。
家族でのドライブでは、カーステのカセットには常に入りっぱなしで、当時の家族の思い出の数々は、彼らのヒット曲と一緒に私の心に刻まれています。
”ギザギザハートの子守唄 ”
”涙のリクエスト ”
⑧『∞Unlimited』うしろゆびさされ組(’87)
やはり世代ですので・・・。
初めて自分で買った邦楽アルバムがこれでした。
『ハイスクール鬼面組 』のDVDもようやくリリースされて、再びマイブーム中。
”かしこ ”
”バナナの涙 ”
”ぞうさんのスキャンティ ”
”渚の『・・・・・』 ”
どの曲もコミカルなのにキュンとくるフレーズが盛り込まれていてプロの技を感じます。
カッコ!!!
⑨『Quiet Life』竹内まりや(’92)
ここのテーマは10選ですが、一枚だけ選ぶなら断然このアルバムです。この完成度。このバラエティ豊かさ。これが3000円なんてあまりに安すぎます。
”シングル・アゲイン ”
”告白 ”
”幸せの探し方 ”
⑩『Very Rust of Unicorn』ユニコーン(’94)
ユニコーンの裏ベスト盤とされていますが、私はこのアルバムがお気に入りです。
”命果てるまで ”
⑪『SMAP 016 M.I.J.』SMAP(’03)
そして今回新しく加えたいのがこの1枚。
スマップによる日本の音楽界の新旧を越えた博覧会のような内容。ジャニーズ帝国でしかなしえない、バラエティーに富んだ制作陣。面白い、実に面白い。
”夏日憂歌 ”
”世界に一つだけの花 ”(オルガン・バージョン)










