Janetのニュー・アルバムからのファースト・シングルを託された男、ロドニー・ジャーキンスにスポットを当ててみます。彼というと、ブランディとモニカのデュエット、”ザ・ボーイ・イズ・マイン”が有名です。テディ・ライリー周辺から登場した事で知られていますね。
①"Daydreamin' "Tatyana Ali
フレアーパンツにスニーカーというスタイルが非常にカワイくて、印象に残ってるんですが、それ以上にカワイイ楽曲です。
②"The Boy is Mine "Brandy & Monica
言わずと知れた名曲。ただ、ロドニー・ジャーキンスはこの系統の作品をこの後あまり作らないんですよね。潔いというか、もったいないというか。
③"Angel of Mine "Monica
ロドニー・ジャーキンスの数少ないバラード・ヒット。この曲の完成度を見る限り、決して苦手ではないと思うのですが・・・。
④"It's Not Right, But It's Okay "Whitney Houston
この辺りからロドニー・ジャーキンスの野心が露見し始めています。同時期評価を集めていたティンバランドやワイクレフ・ジョンにも負けない変態ビートの追及。東洋人からすればお経のようにも聴こえますよね。それでもこれが癖になるから不思議。1位獲得。
⑤"If You Had My Love "Jennifer Lopez
数少ない②と同様路線。ゲームの世界で言うと、『タクティクス・オウガ』に対する『ファイナル・ファンタジー・タクティクス』のような存在か。当時のソニー・ミュージックの社長、トミー・モトーラが自らサポートしていたジェニファー・ロペスのアメリカ進出第一弾ということもあって、失敗の許されないガチガチな環境だったのでしょう。色々な心配をよそに、この曲はホントにヒットしました。
⑥"Say My Name "Destiny's Child
再び④のような変態ビートの世界へ。この曲もヒットしました。こういうアレンジが沸いてくる脳内の構造が凄いですね。
⑦"He wasn't Man Enough "Toni Braxton
とにかく大物とのコラボが続きます。トニ・ブラクストンとのコラボも成功。これだけ大物を相手にいい結果を残した人も珍しいですね。
⑧"You Rock My World "Michael Jackson
そしてついにマイケルのお声がかかります。アルバムのファースト・シングルとなりました。黒人アーティストなら誰しもが憧れる存在。気合が溢れる1曲です。
⑨"What about Us? "Brandy
もう凄いところまで行ってしまってますね。時代が幾分か追い付いてきたので、今聴くと違和感はあまりないのですが、発表当時はぶっ飛びました。
⑩"Deja Vu "Beyonce feat. Jay-Z
この曲も変わった曲です。マイケルの『オフ・ザ・ウォール』のころのような音の感じですね。
今回はジャネットのダーリン、ジャーメイン・デュプリにとってもヴァージン(EMI)から、アイランド(ユニヴァーサル)に移っての仕切りなおしになるプロジェクト。本人もプロデューサーながら、敢えてロドニー・ジャーキンスにファースト・カットをまかせました。ロドニー・ジャーキンスにとっても、ブランディ以外はソニーBMGのアーティストしか成功してませんから、今回のプロジェクトは挑戦です。
さて、どうなることやら・・・。