ポップ・ミュージックのトリコ

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

1位 "The Fate of Ophelia" Taylor Swift
produce: Max Martin, Shellback, T.Swift

 

2位 "Golden" HUNTR/X: EJAE, Audrey Nuna & REI AMI

produce: IDO, 24, TEDDY, I.Eisendrath

 

3位 "Ordinary" Alex Warren
produce: A.Yaron

 

4位 "Man I Need" Olivia Dean
produce: Z.Nahome

 

5位 "Choosin' Texas" Ella Langley
produce: E.Langley, B.West, M.Lambert

 

クリスマス期間を抜けて、通常のチャートに戻りましたね。

5位にアラバマ州出身のエラ・ラングレーが入ってきました。バック・ヴォーカルに曲の共作者の一人であるミランダ・ランバートが参加ってのがいいですね。

 

 

今週のピックアップ

 

"Back to Friends" sombr

さあ、クリスマス開けの2026年最初のビルボード・チェックなので推し曲祭りです。

この曲はポップながら強い灰汁のようなものも混在している感じが魅力。

 

"4 Raws" EsDeeKid

英国リヴァプール出身のラッパー、エスディーキッドの曲。

さすがはかつてビートルズを輩出した港町リヴァプール。かつて大西洋奴隷貿易の中心的だったこの港は、WWII以降では米軍兵が出入りする軍港の一面もあって米国の文化がいち早く入った年でもあったんですよね。日本で言う横須賀とか博多とかのイメージですかね。そういう町の持つ空気って音楽には大事です。

 

"Dracula" Tame Impala

テーム・インパラのこの曲も2025年のお気に入り曲ではトップ5に入る大好きな作品。

80年代のヒット曲のいいとこどりをした上で2020年代向けに進化させたサウンドが素敵。

 

"Sugar on My Tongue" Tyler, the Creator

やっぱりタイラー・ザ・クリエイターは大好きです。

全盛期のカニエ・ウェストのように個性的で時代の最先端の音なのにキャッチーなサウンド。つまり天才です。

 

"Amor"Emmanuel Cortes

最後はエマニュエル・コルテス。メキシカン・リージョナル・ミュージックのジャンルからまたしても新星が登場。米国アーカンソー州出身の19歳になったばかりの若い才能。

何かPVでは海辺のビーチで歌ってますが、もちろんアーカンソーには海なんか無いわけで。

ちょっと前ですが海の絵のジャケットが印象的なOwl Cityも海のない州出身でしたね。

こういう純粋な憧憬のもたらす効果って大きくて、その昔ではロス出身の南部ロックバンドCCRとか本場より本場っぽいサウンドを作ることがよくあります。

邦楽アルバムベスト100枚を無事全数ピックアップしたので、20年代の2025年末時点での選考途中経過分もピックアップしようと思います。

まだ不安定で毎年複数枚入れ替わり続けるものと思われます。

 

 

①『開幕宣言』Novelbright(2021.4.28)

"ツキミソウ"

 

 

 

②『レイジ―サンデー』Saucy Dog(2021.8.25)

"シンデレラボーイ"
 

 

 

③『壱』優里(2022.1.12)

"ドライフラワー"

 

 

 

④『ハッピーエンドへの期待は』マカロニえんぴつ(2022.1.12)

"なんでもないよ、"

 

 

 

⑤『LOVE ALL SERVE ALL』藤井風(2022.3.23)

"きらり"

 

 


⑥『Memories』Tani Yuuki(2022.4.6)

"W/X/Y"
 

 

 

⑦『Assort』Novelbright(2022.5.18)

"愛とか恋とか"

 

 

 

⑧『Unity』Mrs. GREEN APPLE(2022.7.8)

"ダンスホール"
 

 

 

⑨『ユーモア』back number(2023.1.17)

"水平線"

 

 

 

⑩『弐』優里(2023.3.29)

"ビリミリオン"

 

 

 

⑪『ひみつスタジオ』スピッツ(2023.5.17)

"美しい鰭"
 

 

 

⑫『ANTENNA』Mrs. GREEN APPLE(2023.7.5)

"ケセラセラ"
 

 

 

⑬『replica』Vaundy(2023.11.15)

"踊り子"

 

 

 

⑭『ROUNDABOUT』キタニタツヤ(2024.1.10)

"青のすみか"
 

 

 

⑮『Rejoice』Official髭男dism(2024.7.24)

"ミックスナッツ"
 

 

 

⑯『LOST CORNER』米津玄師(2024.8.21)

"KICK BACK"

 

 

 

⑰『AKASAKI - 2024』AKASAKI(2024.12.11)

Bunny Girl

 

 

 

⑱『15』tuki.(2025.1.8)

"晩餐歌"

 

 

 

⑲『Pulsatilla cernua』清水翔太(2025.6.18)

"PUZZLE"

 

 

 

⑳『Prema & Pre: Prema』藤井風(2025.9.5)

"満ちてゆく"

 

 

 

2025→2026で入れ替えた作品

IN 

『開幕宣言』Novelbright(2021.4.28)

『LOVE ALL SERVE ALL』藤井風(2022.3.23)

『Assort』Novelbright(2022.5.18)

『AKASAKI - 2024』AKASAKI(2024.12.11)

『15』tuki.(2025.1.8)

『Pulsatilla cernua』清水翔太(2025.6.18)

『Prema & Pre: Prema』藤井風(2025.9.5)

 

OUT

『Editorial』Official髭男dism(2021.8.18)

『最悪最愛』ヒグチアイ(2022.3.2)

『Kanaria.code』Kanaria(2022.9.21)

『コリンズ』10-FEET(2022.12.14)

『THE GREATEST UNKNOWN』King Gnu(2023.11.29)

『劇場』なとり(2023.12.20)

『オードブル』シャイトープ(2024.2.7)

 

 

かなりの入れ替えが発生しましたね。

うーん、いつもながら今の音楽をチョイスするのがやっぱり一番難しい。

 

 

20年代はコロナ禍からのスタートとなりました。

世界を混乱させた出来事は日本でも大きな影響が出ましたが、音楽に関して言えば日本のアーティストは他国に比べても頑張って精力的に作品を作っていたと思います。

なんだかんだ災害が多い国だけに、そういうときこそ音楽が人々を鼓舞したり、癒したりするものであることを信じている国民性があるのだと思います。

こうして邦楽を聴いていると、やっぱり日本独特の文化として継承されていることに気づかされます。

世界の人々の中でアニメタイアップなどを入口にJ-POPを聴き始めている人が少しずつ増えているといいます。

ぜひ世界の人々に素晴らしい作品を体験してほしいです。

ここで取り上げた作品70~10年代の100枚+20年代の20枚はぜひともこうしたJ-POP入門者には特におススメしたいです。

 

さて今年はどんな曲が流行るのか?どんなアーティストが頭角を現すのか?

楽しみでなりません。

2010年代はスマホの時代です。一人ひとりの手にパソコンと同等、もしくはそれ以上のスペックのコンピューター端末を持ち歩くことが普通になり、かなりの電化製品ガジェットはこの1台に収斂され、音楽を聴く端末もスマートホンが飲み込んでしまいました。

そのスマホのアプリ機能にビルトインするかたちでストリーミングサービスの普及が怒涛のように進み、10年代後半からは音楽業界自体は次第に活況を呈すようになります。

ヒットもそのストリーミングサービスのリコメンド機能などから生まれるようになり、カラオケで歌える手軽な曲よりも、難解でクオリティの高い曲が好まれるようになります。

一方で、SNSからのヒットも生まれるようになり、1曲の長さは短くなって、切り取られるサビのメロディーのキャッチーさが重視される傾向も生まれました。

 

 

①『スーパースター』back number(2011.10.26)

"花束"

 

 

 

②『ENTERTAINMENT』SEKAI NO OWARI(2012.7.18)

"眠り姫"

 

 

 

③『blues』back number(2012.11.21)

""

 

 

 

④『ラブストーリー』back number(2014.3.26)

"高嶺の花子さん"

 

 

 

⑤『ALXD』[Alexandros] (2015.6.17)

"ワタリドリ"

 

 

 

⑥『シャンデリア』back number(2015.12.9)

"ヒロイン"

 

 

 

⑦『青の光景』秦基博(2015.12.16)

"ひまわりの約束"
 

 

 

⑧『PROUD』清水翔太(2016.3.30)

"花束のかわりにメロディーを"
 

 

 

⑨『Corridor』バルーン(2017.8.23)

"シャルル"

 

 

 

⑩『青春のエキサイトメント』あいみょん(2017.9.13)

"君はロックを聴かない"
 

 

 

⑪『エスカパレード』Official髭男dism(2018.4.11)

"115万キロのフィルム"

 

 

 

⑫『I believe in you』川崎鷹也(2018.7.25)

"魔法の絨毯"

 

 

 

⑬『瞬間的シックスセンス』あいみょん(2019.2.13)

"マリーゴールド"

 

 

 

⑭『MAGIC』back number(2019.3.27)

"HAPPY BIRTHDAY"

 

 

 

⑮『Attitude』Mrs. GREEN APPLE(2019.10.2)

"青と夏"

 

 

 

⑯『Traveler』Official髭男dism(2019.10.9)

"Pritender"

 

 

 

⑰『hope』マカロニえんぴつ(2020.4.1)

"恋人ごっこ"

 

 


⑱『strobo』Vaundy(2020.5.27)

"怪獣の花唄"
 

 

 

⑲『STRAY SHEEP』米津玄師(2020.8.5)

"Lemon"

 



⑳『おいしいパスタがあると聞いて』あいみょん(2020.9.9)

"裸の心"

 

 

 

2025→2026で入れ替えた作品

IN 

『スーパースター』back number(2011.10.26)

『ENTERTAINMENT』SEKAI NO OWARI(2012.7.18)

『blues』back number(2012.11.21)

『ALXD』[Alexandros] (2015.6.17)

『シャンデリア』back number(2015.12.9)

『MAGIC』back number(2019.3.27)

 

OUT

『YANKEE』米津玄師(2014.4.23)

『Fantastic Magic』TK from 凛として時雨(2014.8.27)

『BOOTLEG』米津玄師(2017.11.1)

『泣きたくなるほど嬉しい日々に』クリープハイプ(2018.9.26)

『POP VIRUS』星野源(2018.12.19)

『834.194』サカナクション(2019.6.19)

 

 

10年代はストリーミングの時代が来て一気に活気づいたこともあってその流れに乗ったアーティストとそれ以外に少し断絶がありましたが、ようやく10年が経過してそのギャップも埋まってきました。

結果、10年代のチョイスは前期の作品の割合が増加しています。

特に今回はback numberの再評価が顕著なラインナップとなりました。

 

 

 

 

00年代にロックに舵を切った邦楽界ではバンド勢が活躍しましたが、10年代はニコニコ動画やYouTube動画を通じて台頭してきていたボカロP勢が波に乗り、メジャーに進出してきました。

その中でも米津玄師は、自身が歌唱することにより作家やプロデューサーとしてではなく、アーティストとして大成しました。そこにあいみょん、髭男が頭角を現して、新しいサブスク時代の扉を開けました。

 

これで70年代から10年代までの50年間の日本のポップ・ミュージック史をアルバム100枚でたどりました。

ジャンルの偏りや男女比など、なんとかしたい部分があるにはあるのですが、そういう調整を繰り返してしまうと、いろいろなデータを掛け合わせることで客観性を担保している本リストの意味が薄れてしまうので、そのままリリースしています。

検討の余地がある部分については、参照するデータ元などを変えるなり加えるなどすれば修正をかけていけるはずなので、今後の更新で少しずつ調整していけたらと思います。