『キングダム 大将軍の帰還』 | ポップ・ミュージックのトリコ

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流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

 

監督 
佐藤信介

ジャンル
アクション 歴史

出演 
山﨑賢人 as 信
吉沢亮 as えい政
橋本環奈 as 河了貂
清野菜名 as 羌かい
山田裕貴 as 万極
岡山天音 as 尾平
三浦貴大 as 尾到
要潤 as 騰
加藤雅也 as 肆氏
高橋光臣 as 干央
平山祐介 as 蒙武
山本耕史 as 趙荘
長澤まさみ as 楊端和
玉木宏 as 昌平君
佐藤浩市 as 呂不韋
小栗旬 as 李牧
吉川晃司 as 龐煖
大沢たかお as王騎
 

鑑賞方法
映画館(ドルビーシネマ)

 

質・量ともに、とにかく凄い映画でした。

”超弩級”という表現が今どれだけ通用する表現かわかりませんが、潤沢な資金と超豪華な俳優陣で作られた映画が、過去3作品でたっぷり積み重ねて描いてきた大沢たかおが扮する王騎将軍の散るエピソードを全力の総力戦で描くので、観る側は涙なしにはいられません。

今これを見た未来のクリエイターの卵は、洋画とおなじくらい、日本映画もしっかり王道のエンタメ作品を撮れることを目の当たりにすることができて、夢が膨らむことでしょう。

 

数日前、今年の上半期の映画作品を急遽ランキング形式で取り上げたのですが、それはこの映画のインパクトが強すぎて今年の映画を振り返るときにこの映画を含めるかどうかで全く景色がかわることを直感したからです。

人間の感覚や記憶は新しい刺激ほど強く脳に記録される仕掛けなので、公開が新しい作品ほど有利になりがちなので本当は冷却期間を置いた後にまとめたく、即時性は全く意識してなかったのですが、迷っていたらやれずに終わると思い、今までのやり方とは違う形で出すことにしました。

 

このように当作品には今までの記事とりまとめの方針を変更させられるくらい私にとって大きなインパクトをもたらす破壊力がありました。

音楽で例えればチャイコフスキーの「祝典序曲『1812年』」みたいなやつですね。そうあの大砲が演奏楽器に組み込まれた大迫力の作品です。

 

映画には関係ない曲ですが・・・。

 

 

とにもかくにも2時間30分ほどの間、ひたすら贅沢な映像がどんどん押し寄せてくる贅沢な映画でした。

 

圧巻、まさにその言葉が似合う作品です。