僕と鼠のやりとりパート1


鼠はおそろしく本を読まない。

The Rat was horribly unread.


 [horribly]は副詞で「おそろしく」・・・形容詞は[horrible]で[terrible]よりも意味が強い。

 [unread]は形容詞で「読まれていない(書物)、読書しない(人)」



彼がスポーツ新聞とダイレクトメール以外の活字を読んでいるところにお目にかかったことはない。

I never saw him read anything except a sports paper or a direct mail flier.


 [see +  人・物 + 動詞の原形・分詞] は重要な形で「人・物が〰するのを見る」

 (例) 私は彼がギターを弾くのを見た。

     I saw him play the guitar.

     I saw him playing the guitar.


 同様の形をとる[hear]や[feel]は重要です。(知覚動詞です)

 (例) 私は、銃声を聞いた。

     I heard a gun fired.

 (例) 私は、その車が失速したと感じました。

     I felt the car lost its power.

 [except]は前置詞で「〰を除いて」・・・anyやeveryと相性が良いと思います。

 everyone except me knows it. (私以外の全員がそれを知っている。)

 [flier]は名詞で「チラシ」


僕が時折時間つぶしに読んでいる本を、彼はいつもまるで蠅が蠅叩きを眺めるように

物珍しそうにのぞきこんだ。

when I would be reading to kill time,

he would peer at the book as puzzled as a fly looking at a fly swatter.


 [puzzle]は規則動詞で「困らせる」(自動詞なら「困っている」)だが、

 ここはas〰asの比較の形になっているので[puzzled]は形容詞で「困惑した」

 [as〰as]は「同じくらい〰だ」

 したがって、この本文は、

 「彼は、蠅が蠅叩きを眺めるのと同じくらい困惑した様子でその本をのぞきこんだ。」が直訳。

 [swat]は動詞で「ぴしゃりと打つ」・・・多分、英検1級レベルじゃないかと・・・。


「何故、本なんて読む?」

Why do you read books?



「フローベルがもう死んじまった人間だからさ。」

Because Flaubert is dead and gone, that is why.



「生きてる作家の本は読まない?」

You don't read books written by living authors?



「生きてる作家になんてなんの価値もないよ。」

nothing of value in living authors.



「死んだ人間に対しては大抵のことが許せそうな気がするんだな。」

When people are dead,

you can forgive them for most anything.


 [forgive]は動詞で「許す」

 I forgive him for breaking his promise.