Stay hungry, Stay foolish!! -29ページ目

言葉

これまでの就活を通しての一番大きな発見は、


「言葉の不確実性」


に気付けたことだと思っています。


不確実性、断片的とでもいうべきでしょうか。


例えば僕がここで「カレーが好き」と言ったとして、皆さんはどのようなカレーを想像しますか。


・辛いカレー

・半端なく辛いカレー

・バーモンドカレー

・カツカレー

・うんこ味のカレー

・カレー味のうんこ


最後のは違いますね。

お下劣で大変失礼しました。


今カレーを召し上がっている方には土下座して陳謝いたしますorz..


さて、話が脱線しました。


そう、同じ「カレー」という言葉にも拘らず、一人ひとりが思い描くカレーは異なるのです。


これはとある企業の選考中に、社員さんとのお話の中で気付かせてもらったことです。

言葉はデジタルだ、と認識することがいかに大事なことかと。


ちなみにアナログ・デジタルの邦訳って何かわかりますか?

デジタルは何か機械的なイメージがありますが、意外と知らないんじゃないかと思います。

受験期にやったような気もしますが、僕は完全に忘れていました笑


アナログ:類似した→『連続的な』

デジタル:『断片的な』


デジタル時計って数字が一つ一つ切り替わって、決して時計の針のように連続的ではないですよね。

機械的ってのもあながち間違いじゃなくて、電気信号はだいたい2進法とか(だったような…)なので、結局は断片的な数字が並んでるだけなんですよね。


つまり、言葉がデジタルだ、というのは、たくさんの意味合いの中から切り取られた断片こそが言葉なのであって、認識が両者間で必ずしも類似しない以上、確りと意味づけしてやらないと相互のイメージするものが違ってきてしまう、ということです。


これは普段の生活でも非常に重要なことですが、面接時にも非常に重要なことです。


自分の言っていることは、ちゃんと相手に伝わっているかな、

相手の言っていることは、この解釈で間違いないかな、


これを常に意識することは、大事なことだと思っています。


面接官の聞かれたことに答える、とても簡単なことのように思えますが、意外と難しいものです。

同じ質問をされる、というのは自分の解釈が間違っていたか、相手が理解できなかったか。


いずれにせよ、言葉がデジタルだからこそのミスマッチです。


僕は残すところ面接はあとMax5回となりました。


一回一回言葉を大切にしながら臨んでいきたいと思います。


がんばるんば!

GD

GDとかGIとか、はじめはよくわからなかったのに今となっては友人とのメールでもよく使うようになりました。


就活用語ですねー笑


ちなみに

GD:グループ ディスカッション

GI:グループ インタビュー(集団面接)

です。


あとASAPとかブレストとかもときどき使われますが、これは

As Soon As Possible(なるべく早く)

Brain Storming(グループの中で思いつくままにどんどんアイデアを出し合って糸口を見つける方法)

の略ですね。


去年あたりから、外資に就職を決めた友人と話をしていると、時折何語をしゃべってるのかよくわからなくなってしまったりしますが…まあそれは置いといて笑


GDってよくいわれるように、何を見られているのかわからない、本当に判断基準が難しいな、と思います。


ただ一方で、自分が評価する側ならこういう点を見るな、という仮説は立てられます。


GDは面接と異なり、その学生の、会社や業務に対する熱意を測ることは難しいはずです。

一方で、人間性と協調性は面接以上に見えるものがあるのではないかと思います。

面接・GDとも、頭の回転(能力)は測れるものだとすると、見られているのは以下の点が中心かな、と僕は考えています。


①雰囲気

ハキハキしゃべるか

笑顔か(場合による)


②協調性

人の話を確り聞くか

人の意見を反映させた発言をするか

攻撃的にならないか


③能力

スマートさがあるか

ゴールを見据えて話せているか

自分の意見をしっかりと言えるか

その議論のロジックを理解した発言をするか


等々


①は言わずもがなだと思います。


面接でもなんでもそうですが、対人関係は基礎なので、その部分は外せないんじゃないかと。

そして、その基本は「笑顔でハキハキ」ですよね


②緊張のあまり、また通過したいという思いが強いあまり、これに余裕を持てていない人が多いんじゃないかと僕は感じています。


グループワークはグループとしてどう結論を導いていくか、というプロセスを見ている場合が多分ほとんどで、その結果はあまり重視されていないような気がしています。


ですので僕はこの「協調性」を大事にしながら議論をすることを心がけています。


③これはやはり重要なところだと思います。


全然発言しなかった人でも、笑顔でさらっと議論の方向性を決めるような一言を発した人は十中八九通過しているところから考えても、やはり光ってみえるのだと思います。


こればかりは一朝一夕には身につくものではないので、日々話の本質は何かを考える癖をつける必要がありそうです。


ただ、特効薬もあると思います。それは


「ゴールを見据えて議論する」


という点。


やはり議論は一つのこのチームとしての答えを出すことを目的にやっているわけです。


その「求められた答え」に常に近づいているか、を意識しながら議論することは絶対に重要だと思います。

にも拘らず、実は議論の方向性はよくぶれます。


その時に、これを意識できていれば、軌道修正を促す発言ができます。


これは社会に於いても必ず必要な点じゃないかと思うので、面接官の方も見ていらっしゃるのではないかと考えています。


GDは何度か受けましたが、これらを実行できたGDは確りと通過できているように思います。

外資コンサルでの議論は頭がついていけず、ダメでしたが笑



さてさて、もうひとつだけ。

一般的にはGDをやるときは


①ファシリテーター(議論のリーダー)、タイムキーパー、(書記)あたりを決める

②時間の割り振りを決める


とうフローを踏めばいい、と多くの参考書等には書いてあります。

まあ確かにこれをスムーズにやれればいいんでしょう。


しかし、マニュアル化した形で


「では○○を決めて…」


とする必要は僕はないと思っています。

確かに、タイムマネジメントはものすごく重要だとは思いますが。


僕はファシリテーターを決めることは非常にリスキーだと考えているんです。

というのも、ファシリテーター役を買って出た人が、最後までその役であったGDに遭遇したことがないからです。


必ず、実質的リーダーが別に出てきます。

そうすると、彼の立場ってなくなっちゃうわけじゃないですか。


基本はそんな役職関係なく、議論を進めるうちに勝手にそれぞれの役割分担が決まるはずなので、それに従って自分なりの最善を尽くせばいいんだと思うわけです。


時間は自分が気にしていれば、別にタイムキーパーなんてものは必要ないわけで。


ただし、書記に関しては注意が必要かな、と思いはします。

それぞれがそれぞれの手元の紙に書き込んでいても、一向に議論はまとまらないはずなので、そのときは一人書記を決めてデスクの中心でうまくカラーを使いながら、でっかい文字で書いてもらうようにしています。


ホワイトボードを使うのは、僕は苦手なのでよくわかりません。


『最後にホワイトボードにまとめましょうか』


くらいの使い方しかしたことないです。


まあ、僕なりのGD作戦をつらつら書いてみましたが、実際はどうなんでしょう。


残りGDを課す企業も多くはないと思いますが、今後の人生のためにも考えることはやめないで行こうと思います。


がんばるんば。


身嗜み

人は見た目が9割?という新書がありましたが、間違ってないと思います。

就活もたかだか5分~60分程度の短い時間で人を判断せざるを得ないわけですから、ぱっと見、身嗜み、雰囲気は特に重要なはずです。

雰囲気・オーラに関しては以前に書いたので今回は割愛します。

身嗜みについて。
スーツをバシッと着ているかどうか、これは大きな要素だと思います。

男子ならネクタイ元が緩んでいるとか、女子ならブラウスの襟周り・胸元のボタンひとつで、学生目線ですら全然違って見えます。

くたびれたスーツとか、靴が汚いとか、鞄がパンパンとか、髪が調ってないとかは男女共通して気をつけなくてはならないことですね。

今日のような雨の日は、面接前にさっと靴を拭いたりする余裕を持てるように、いつも気にしています。

やはり人と人との関わりなので、気持ちよく面接できる環境を整える姿勢は大事な気がしています。

ただ、必要以上の就活スタイルは求められてないのかな、とも感じます。

例えば皆紺やエンジの就活ネクタイを締めるわけですが…

意外とネクタイカラーは関係ないのではないか、と考えています。

確かに企業次第というのはあるのでしょうが、最低限のマナーさえ守っていれば、ピンクでもパステルカラーでも関係ないのかな、と。

もちろん本人に合ったチョイスであることは大前提ですが笑

現に僕はよくそうしたカラーのネクタイをします。若干逸れますが、友人は100均のネクタイで就活してますが、しっかり進んでいます笑

話は戻って、一度OBの方からカラーについて指摘頂いたことはありますが、選考に不利だと感じたことはありません。

ただ、その方がおっしゃっていたのは『ネクタイが地味じゃないとそっちに意識がいっちゃう』と言うこと。

確かに一理あるなと思うので、参考にするといいかも知れません。

僕は(真面目に見えるとよく言われるんです)地味なネクタイだとクソ真面目に見えるんじゃないか、という懸念を持っているので、企業によっては明るいカラーのネクタイで行きますが。

その辺りは個人の判断ですね。

つまりは、必要以上に身嗜みにこだわる必要はないものの、最低限の身嗜みのレベルをちょこっと高めに持つことで、印象は大きく変わるんじゃないかな、ということです。

さて、気持ちもネクタイもしっかり締めて、がんばるんば!