相手もいいと思ってくれなきゃ結婚はできない | 一年以内の結婚を目指している方を応援している結婚相談所

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親しみやすく気さくな母さんのような「casan」が、
愛知、岐阜、三重、静岡県を中心に最幸のパートーナーとの出会いを紹介します。

一年以内の結婚を目指している方を応援している結婚相談所
Casa結婚塾のcasan(母さん)です。
 
 
かつて、日本は結婚していない人が
5%ほどしかいない皆婚社会でした。

しかし、今は、
晩婚化、非婚化社会となって、
生涯未婚率は上昇中。

独身者、未婚者の中には、
結婚したくないと思っている人と、
結婚したいと強く願っているけれど、
未だ結婚できていない人もいるのですが、
 
表面的にも深層心理でも絶対に結婚したくない
と思っている人以外の多くの人は、
 
今は結婚していないだけで、
いつかは結婚したい(できるだろう)と
考えている人や、

いい人がいれば
結婚したいと思っているけれど、
いいと思える人が今はいない。
いつかいいと思える人が現れる(現れたらいいな)
 
根拠はないけど、なんとな〜くそんな気がする。
 
自信を持っている訳ではないけれど、何かの偶然があるかもしれない。
 
日頃から人に親切にもしているし、
女神様のご慈悲で良縁が巡ってくるかもしれない。
 
あるいは、
昔からモテモテだった私。
私さえその気になれば、結婚したいと思っている人からプロポーズはされるでしょうけど、
今の私はそのタイミングではないだけ。
 
・・・などなど、楽観的な人や自己肯定感が低い人や自信過剰な人もさまざまですが、

このように考えている人の中で
いったい、どれくらいの人が
将来既婚者になるのでしょう?

いい人がいたら結婚してもいい。
いい人に出会えさえすれば結婚できる。
今は、ときめく気持ちになれないだけ。
運命の人に出会えさえすればいつだって結婚できる。
 
そんな簡単に結婚ができる訳ではありません。
皆婚社会ではなくなった現代は、
自ら積極的に動かなければ結婚は難しい時代になっています。
厚労省の統計でもはっきりと数字に表れていて、
婚姻組数は(令和元年の令和婚以外)減少の一途を辿っています。
 
 
結婚相手に対する理想や希望は、誰にでもあります。
こんな結婚生活が送れたらという憧れや
理想の家庭像に夢を抱くことも普通のことです。
(そう思わない人は、そもそも、結婚に関心もなく結婚したくないと思っているでしょう)
 
理想を高く掲げて選んだお相手であれば、
たいていの場合、
その方も結婚相手に対して、多くの希望条件を持っているでしょう。
ハイスペックで温厚な性格、優しく、寛容で好感度も抜群の方であれば、
既に結婚しているか、特定のパートナーがいるでしょう。
 
そうでなければ、
 
ご家族の理解が得られないお相手だったからシングルのままか、

さらなる高みを目指し挑戦したい何かが、

結婚より優先度が上だったからフリーのでままなのでしょう。

 
過去の交際を振り返ってこんなことも考えられませんか?
 
ご自身の気持ちでは、

自分の思い描く結婚生活は送れそうもない人だったえーん

”憧れの人恋の矢 とても素敵ラブラブ

と思ってつきあってみたら、・・・・全く違う人だった、幻想だったショボーン

 
こんな苦い経験が思い浮かぶ方もいるでしょう。
 
"本気で結婚したいと思っていたし、結婚後の話もしていたのにえーん
しかし、結婚後の話というのは、
あなたと結婚したら・・・ではなく、
もし、いつか誰かと結婚したとしたらという話だっただけで、
相手が結婚相手として考えていなかったゲッソリ

自分だけがそう思っていたかもしれない。

 

結婚はお互いにそう思っていなければできません。

 

 
 
さて、
エーリッヒ・フロムの「愛するということ」の中で、
フロムは愛について

「愛」は与えることである
 
と言ってまます。
 
ほとんどの人は、
愛されることが難しく、
愛することは(自分が愛するにふさわしい人が現れたら
簡単に自然にできることと考えているがそれは間違いであり、

成熟し自立した人間でなければ、
「愛すること」を恐れ「愛されること」
を力を注ぐ。
 
表面的な見た目を良くするためのダイエットや筋トレ、オシャレ感のあるファッションに気を配り、
モテるためのマニュアル本を読んだり、もちろんそれはとても大切ですが、
 
愛することを学ぼうとしない
愛する技術を身につけない
 
いつまでも成熟した人になれない。

人は、
意識の上では、
愛されないことを恐れているが、
本当は無意識の上では、
愛することを恐れている

自分から「愛」を与えるには
勇気が必要 
そのためには、

成熟し自立していなければならない
のです。

運命の人などいない
アドラーは断言しています。
「愛」とは、
落ちるものではなく、
築きあげるもの、
2人で成し遂げる課題である。

「わたし」だけの幸せではなく、
「あなた」だけの幸せでもなく
「わたしたち」ふたりの幸せを得るために築きあげるもの。



ときめきく人が偶然現れ、
胸がキュンとなり、恋に落ちる。
そんな人に今年こそは出会える。
運命の人に出会い
幸せな結婚を実現し、
周りのみんなをあっと言わせたい


結婚は、
人にあっと言わせるためにするものでもなく、
運命の人がある日突然目の前に現れることもないのです。

結婚は、
自分のためだけでなく、
お互いが、「わたしたち」のための
現実の生活の日々を1日1日積み重ねることです。
そうした生活の中で、2人の共通の課題をクリアしながら生きること。
そのパートナーが運命の人となっていくのです。

しかし、
既婚者の全てが初めから、
成熟し自立した人だったから結婚できた訳ではない。
私事で思い返してみると、
結婚の初めは自分自身が、また、相手となる夫も成熟し、自立していた訳ではない。
むしろ、(私は)成熟度や自立度は平均以下でした。
しかし、
結婚したことで、(結婚してすぐではありません、ずいぶん経ってからのことですが^^;)
なんとなく、少しは自立できたかもしれないと感じられるようになりました。


ところが、
つい最近も「わたしの」成長ぶりをtosan(夫)と話していたら、
「そうでもないなぁ〜」と
苦笑いされ💦
チョツトショボくれたりもしましたが、それはお互い様、破れ鍋に綴じ蓋!
「わたしたち」はまだまだ成長過程、伸びしろがありそうです(笑)
 
こんな風に「わたしたち」は、ちょっとずつ成長し歳を重ね、
これからもお互いに老いていくのです。
 
痛感することは、「わたしたち」は、
もし、結婚していなかったら、
もっともっと未熟だったかもしれない。
そして、
もし、結婚していなかったら
お互いに今も独身だったかもしれない。

・・・そんな風に思う時がありますが、
これってわたしだけかなぁ〜?^^;
 
結婚して艱難辛苦を乗り越えてきたから、
「わたしたち」は成長できたと思える今日この頃。

未熟だった人も、結婚によって、
忍耐力と我慢強さを身につけ、
お互いに運命の人となっていくのではないでしょうか?

運命の人を待っていても
時間は待ったなし!

自分がいいと思う人ではなく、
まずは、
相手が自分のことをいいと思ってくれる人でなければ何も始まりません。

自分だけがいいと思う人との恋は、進展しない関係のまま。
その人は、ただの憧れの人、叶わぬ恋の相手でしかないのです。

婚活を誤解して恋活したがる人の婚活の行方は、
婚活迷子か婚活疲れです。


自分がいいと思える人待ちでは何も始まりません。
あなたがどう思おうが、
相手があなたのことをいいと思ってくれなければ片想いでしかないのです。

前回の当ブログでは、
2人目を妊娠したことを報告してくれた会員さんのことを記事にしましたが、
 
彼女が、当会に登録したのは2019年の6月でした。

コロナ禍にも関わらず、結婚式を挙げ、新居を建て、はじめての出産育児を経て、
今年2人目の出産を控えています。
 
コロナ禍中にもかかわらず、3年も経たない間に、初心貫徹できたのは、彼女の強い意志力や行動力もありましたが、
何より、お相手(夫)が、
彼女や家族のことをすごく大切な存在だと思ってくださったから。
また、彼女はそう思ってもらえうに相応しい女性だったからです。



最後までお読みいただきありがとうございました。