「高慢と偏見」⑫2人の仲を阻止した叔母が縁結び! | 一年以内の結婚を目指している方を応援している結婚相談所

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こんにちは。
一年以内の結婚を目指している方を
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100分で名著「高慢と偏見」最終回その②

ハッピーエンドで終わるこの物語は、
よくある美徳が報われたという話でもなく、
プライドと偏見を改めようという教訓でもありません。

ジェイン・オースティンが描きたかったのは、
プライドと偏見を武器にして
さまざまな障害をはねのけ戦って
成功(幸せな結婚)を引き寄せる物語。

昨日は、
エリザベスの心境に変化をもたらすきっかけになった
ダーシーからの手紙について書きました。


今日は、
二人の縁結びとなったのは、
ダーシーの叔母キャサリン夫人だったことについて。

エリザベスは、
「身分が低い親戚がいる女性と
自分の甥が結婚することは許せない」と
ベネット家にやって来たキャサリン夫人から
「社会的に釣り合わない」と言われます。

こういう時、
普通の女性は自分の境遇を嘆き
しょぼくれてしまうのですがしょぼん

エリザベスは、その逆で、
プライドを傷つけられたことで怒りを爆発させて爆弾
それをエネルギーにして徹底抗戦するのですドンッ
勝気で喜怒哀楽が激しく
はっきり物を言うエリザベスらしいのです。

自分の親戚がなんであれ、
ダーシーに異論がなければいいということ。
自分の結婚に対して干渉する権利が
(ダーシーの叔母様には)ないということを
はっきりと丁寧な言葉で言ったのです。

キャサリン夫人は、
「エリザベスプンプン・・・こんなこと言うのよヾ(▼ヘ▼;)」
とダーシーに告げ口したのですが、
ダーシーには皮肉にも叔母の悔しい気持ちは伝わらず、
エリザベスの自分に対する思いが伝わったのです。

一度断られた求婚を繰り返す勇気は湧かなかったダーシーに、
「今度は成功するかもしれない」
という希望を持たせ再度求婚する自信をつけさせたのです。
二人の結婚を阻止しようとした叔母が
二人の気持ちを橋渡ししてくれたのです。

皮肉にも「縁結び」をしてしまったのです。

そしてダーシーは、
もう一度エリザベスに求婚するのです。

エリザベスは、
「お申し出を感謝を込めて
喜んでお受けしたいと思います」

とお返事。

(口調も優しく淑やかで1回目とは180度変わっていますビックリマーク


プライドと知性を武器に玉の輿に乗ったエリザベスが
婚約後に叔母のガーディナー夫人に送った手紙

「、、、、私は世界一の幸せ者です。
同じことを言った人は前にも居たでしょうけど
私ほどその言葉通りの人はいませんもの。
私はジェインより幸せです。
ジェインはニッコリするだけですけれど
私は笑っちゃいます。」

玉の輿に乗ったら自然に笑っちゃうんですねベル



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