「高慢と偏見」⑪たった一通の手紙が人生を変える | 一年以内の結婚を目指している方を応援している結婚相談所

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一年以内の結婚を目指している方を
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100分で名著「高慢と偏見」もいよいよ最終回。
番組のHPの中で
【プライド】について下記のように書かれていました。

〜〜〜〜プライドには
「高慢」というマイナスの意味と
「誇り」というプラスの意味がに込められている。
「プライド」はあるときは「偏見」を生み出し
二人の恋愛をはばんでしまうが、
それが「誇り」というプラスの方向に働くとき、
人を惹きつける魅力やさまざまな障害をはねのける
武器ともなる。〜〜〜

こじれた二人の仲が急展開しハッピーエンドになったのは、
ダーシーのプライドが「誇り」というプラスの
方向に働いたから。

激しい言葉で侮辱されてプロポーズを断られた翌日に、
ダーシーは、エリザベスに

どうしてもこれだけは弁明したい

という長文の手紙を書いたのです。

もし、ダーシーのプライドが
マイナスの意味の「高慢」だったとしたら
このような手紙は出さなかったでしょう。

ジェインとビィングリーの仲に対する誤解や
ウィッカムにまつわる事実などについて
自分の立場を明らかにし、誤解を解いて
エリザベスに真相を理解してもらいたいと思い
弁明したのでした。
自分を正当化するための言い訳ではなく、
誇りというプライドを持ってした弁明でした。

この手紙を読んだエリザベスは、
自らの過ちに気づき、
ダーシーに悪意をもっていた自分の愚かさにを悟り、
これまでの自分を反省したのです。
これほどまでにエリザベスの気持ちを変えさせる
説得力と信憑性のある手紙の内容だったのです。

ダーシーからのたった一通の手紙が、
エリザベスの人生を変えたのです。





水野敬也さんが、
「たった一通の手紙が人生を変える」
という本の中で

手紙を書くとき何よりも大切にしたいのは、

相手への「思い」です

相手を喜ばせたいという思い、
相手から愛されたいという思い
があれば、
文章は必ずその思いを形にしてくれます。

それが手紙というコミュニケーションの持つ、
唯一無二の素晴らしさだ

と読者に向けて書いた直筆の手紙の中に書いていました。


ダーシーが「愛されたいという思い」で書いた長文の手紙が
エリザベスの気持ちを変えたのでした。




最後までお読みいただきありがとうございました。