2018年4月10日からは七十二候の「鴻雁北(がんきたへかえる)」の時期。
暖かくなって、雁が北へ帰っていくころ。
夏はシベリアで過ごして、秋には日本に戻ってくるそうです。
ツバメが来るころ、雁は帰っていくのですね。
写真は、坐禅や写経に行っているお寺さんの池に住みついているカモたち。
行けばいつも元気に迎えてくれます。
去年の春に生まれた子たちはすっかり大きくなって、両親と区別がつきません。
先日、副住職さんが「カモが北へ渡っていきました」とおっしゃいました。
おや?
池にはいっぱいいるのにと思ったら、いつからか黒いカモがまぎれ込んで、そのカモが渡っていったとのこと。
「よし、行くか」というタイミング、どうやって決めているのか不思議です。
何日かかけて「そろそろかな」「いよいよだな」「よし、行くぞ」と決めているのかなと想像してみたり。
身一つで移動できるとはいえ、サッと決めてパッと飛びたつのは大変そう。勝手な想像ですけれどね。
私が参考にしている本、こよみ(左から):