縫わないで作る小物シリーズで、一番シンプルな作品、
『縫わないフラットポーチ』
こちらは、昨年惜しまれつつ閉店した吉祥寺コットンフィールドで購入したキットを使って、ミシン縫いではなく、“縫わない”で作ったものです。
大小、それぞれ組み立て工程を変えて作りました。
シンプルな袋物を縫わないで組み立てる方法は、様々な手法がありますが、ざっくりと分けると次の二つになると思います。
①外袋と内袋をそれぞれ作り、外袋にファスナーをつけてから内袋をはめ込む。
②内袋にファスナーを付けて作り、外袋で包むように合体させる。
このどちらの工程で作っても、ファスナーの端の処理や、のりしろの重なり部分の厚みや見た目に少々難点がありました。
そこで、もっときれいに、そして、生徒さんがご自宅でも簡単に復習できるように試作をして、すぐに手順がわかるやり方にしました。
お好みのサイズで、ファスナーの長さも指定せず、すぐに作れるように、サイズ計算式も記載しました。
きっと慣れてしまえば、組み立ては10分位で終わるかと思います。
こちらはマスクがぴったりと納まるサイズです。
この季節、とても重宝しています。
カルトナージュの寄り道に、またハギレの活用に作ってみるのもお勧めです。
そして、早速、先日のレッスンで生徒さんが作ってくれたポーチは、コットンフィールドで買っておいた生地を使って、キットと同じデザインです。
ポップで華やかな生地なので、大学生のお嬢さんが喜んでお使いになっているそうです。
