5月31日の読み聞かせは
「いいからいいから2」
作:長谷川 義史
<ストーリー>
ある日、僕とおじいちゃんは温泉旅行に行った。
中井さんがご飯の用意をしてくれたけど、
なぜか3人前並んでいる。おかしいな。。。
でもおじいちゃんは「いいから、いいから。」
夜になって布団に入ると胸が苦しくなって
生暖かい風が吹いてヒュードロドロドロ。
「おっ、おっ、おばけ!」
おじいちゃんは
「あらまっ、でましたか。いいから、いいから。
せっかく出てくださったんじゃ。ゆっくりしてください。」
「遠路はるばる出ていただいたんで、お疲れでしょう。
マッサージでもしましょうか。」
「そうじゃ、温泉に入りましょう。」
温泉に入るとお化けは恥ずかしそうだった。
温泉から出て僕はオレンジジュース、
おじいちゃんとお化けはビールを飲んだ。
「こういうところの冷蔵庫のビールは高いんじゃないですか ドロドロ」
「いいから、いいから。おつまみも開けましょうか」
おじいちゃんとお化けは話し込んで、僕はいつしか眠りについた。
次の日起きるとお化けはいなくなっていた。
うちに帰ってお母さんがお茶を出してくれた。
僕はトイレに行きたくなってトイレの戸を開けると
「え!あ!お!お、お、おばけ!」
おじいちゃんは
「いいから、いいから。そうですか、付いてきましたか。
にぎやかになってこれもなかなかいいもんじゃ。」
いいからいいからシリーズ。
やっと2が読めました。
図書館でなかなかめぐり合えなかった。
今回もおじいちゃんのいいから節がきいてますね。
おじいちゃんとお化けのやりとりが面白すぎる。