もしもしおかあさん | 今日もありがとう

今日もありがとう

34歳の時に主人に先立たれました。
人生何があるかわからないから毎日を大切に。
そしていつの日か主人と再会する日が来たら
あなたの分も頑張って生きたよと言えるように、
これからの人生を楽しんで生きる!!
でもまだ泣いちゃうときもあるけどね。。

5月30日の読み聞かせは



「もしもしおかあさん」



作:久保 喬



絵:いもと ようこ




今日もありがとう。


<ストーリー>


子猫が生まれました。


ミケとトラとクロです。


おかあさん、嬉しそう。


散歩に出かけ、おいしそうにミルクを飲んでる。


お母さんは子どもたちが飲んだ後に飲みます。


三匹とも大きくなって、ある朝


お母さんは鳴いてばかりいます。


チビたちがいません。


いつまでもチビたちを探し回って


真夜中、お母さんは鳴きつかれていつの間にか眠ってしまいました。


夢の中で電話がなります。


トラちゃんからです。


「もしもし、お母さん。


僕、だいちゃんちにもらわれたんだよ。


ステキなリボンを結んでくれたんだ。


お母さんにも見せたいよ。」


次はミケから。


「一人ぼっちのおばあちゃんちへ来たの。


今日は編み物を手伝ったんだよ。」


次の電話はクロちゃんから。


「角のお魚屋さんにいるよ。


店番をしているんだ。」


お母さんはチビたちと話した後しばらくじっとしていました。


そして大きなため息をつきました。


朝、暖かい日差しがお母さんの上に差し込んでいました。





親子の愛情を感じる絵本ですが、


とっても切ない絵本です。


電話の後のお母さんのため息。。。


切なすぎます。


無邪気な子どもたちとお母さんの様子が対照的です。


でもいつかはやってくる巣立ち。


受け入れなければいけないんですよね。






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