5月29日の読み聞かせは
「むしたちのおんがくかい」
文:得田 之久
絵:久住 卓也
<ストーリー>
町に住んでいる虫たちが公園で音楽会を開くことにしました。
コオロギやスズムシ、コロギスなどいろいろな虫たちが
カブトムシの指揮にあわせて演奏し始めました。
しかし、広場の舞台で人間たちの音楽会が始まり
その音に消されて虫たちの演奏は聞こえません。
虫たちは場所を変えることにしました。
次に見つけた場所は車やオートバイがすぐそばを走っていてダメ。
次は見つけた土の山に登るとショベルカーがたくさんの土を
虫たちの上に落とし始めました。
慌てて駆け下りました。
静かな場所はなかなか見つかりません。
その時大きな雷の音が鳴り響き、大粒の雨が降ってきました。
虫たちは排水溝の中に流され、どんどん進みました。
やっと水の流れが落ち着いて
虫たちはツルを伝って排水溝から出ることができました。
そこは静かな空き地でした。
やっと音楽会が開ける場所を見つけました。
秋の夜に読みたい絵本です。
いろんな虫たちが出てきてこれは何?と聞かれ
。。。なんだろう。。。たぶん○○。という会話が交わされることでしょう。
虫に詳しかったら大丈夫ですが。