6月18日の読み聞かせは
「もりのがっしょうだん」です。
作:たかどの ほうこ
絵:飯野 和好
<ストーリー>
森の動物の子どもたち4匹は、
春の祭典で守り神にささげる歌を代表して歌うことになりました。
それぞれの学校の先生の悪口を言い合うことで
4匹は初めて打ち解けることができました。
しかし、ハリネズミの学校の先生はとても優しい先生だったので
悪口仲間に加わることができません。
仲間になりたくてハリネズミは作り話を始めます。
祭典の前日、合唱の先生に
「守り神様にささげる歌なので、
声だけでなく心も美しくなければならない。」と言われ、
その夜ハリネズミは心が痛み、うんと苦しみました。
そして、「おゆるしづか」というところに行くことを決意します。
友情のために嘘をついてしまうハリネズミ。
でもやっぱりこれではいけない、と思い
悔いを改め、自分の心に正直になってから歌をささげます。
最後の晴ればれとした空の絵は4匹の心を表しているかのようです。
☆一日一冊の読み聞かせ☆
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