UNDER ARMOUR CURRY 4 "More Magic" | Sneaker is my soul

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マイコレ紹介540回目、クツは413足目です。

王国率いる、魔法使い。

 

UNDER ARMOUR CURRY 4 "More Magic"

 

ステフィン・カリーのシグニチャー第四弾、その限定カラーです。

昨季のファイナルを制して二年ぶりの優勝を果たした、ゴールデンステイト・ウォリアーズ。

今季は2016年にクリーブランド・キャバリアーズに阻まれた、NBA連覇に再挑戦するシーズンです。

 

そのゴールデンステイト王国の大黒柱と言えばもちろん、ステフィン・カリー。

理不尽にも思える高精度の長距離砲に、恐るべきボールハンドルから繰り出されるドライブインやアシストパス。

昨季はケヴィン・デュラントというリーグ有数のスタープレーヤーが加入したことで個人成績の数字は下がりましたが、プレー自体の凄味は相変わらず別次元。

今季開幕は出足が今一つなウォリアーズですが、カリーがいるかぎりは大崩れするのは考えにくい。

しばらくすれば、ウェスタンカンファレンスの首位争いを演じることになるでしょう。

今回紹介しますのは、そのステフ・カリーのシグニチャーモデル最新作、CURRY 4。

最新作と言いつつ実のところ、カリーは昨季のNBAファイナルで既に、CURRY 4を着用しています。

(参考画像はこちら→ SLAM ONLINE

新シーズンモデルをNBAファイナルで着用しお披露目するというプロモーションは、1990年代後半のマイケル・ジョーダン & AIRJORDAN を彷彿とさせますね。

 

そして、いよいよ発売を迎えた CURRY 4 ですが。

最初に発売されたのは、一般的にファーストカラーとされる白黒カラーでも、カリーがNBAファイナルで着用したカラーでもなく。

今月上旬に中国で行われたゴールデンステイトvsミネソタのプレシーズンマッチにて着用された【MORE MAGIC】が、最も早い発売となったのでした。

中国で先行発売され、米でも限られた店舗のみの取り扱いとなるこちら、何とか入手できましたので紹介します。

 

それでは、各所を見ていきます。

ツルッとしたアッパーに、ブーティー構造のニットパーツが連結した作り。

デコラティブな要素が一切なく、驚くほど軽く、柔軟で、足のシルエットそのままなフォルムはまさに靴下のようです。

くるぶしの位置には、薄めのアンクルパッドを設けて保護すると共に、シューズの中で足が動くのを抑制します。

スリムなボディに対してボリューム感のあるミッドソールに鎮座するのは、カリーロゴ。

カリーのイニシャルS.C.にも、背番号の30にも見えるグッドなロゴは、デザイン上で大きな役割を果たしています。

正面から。

このアングルだと、靴下のようなレイアウトになっているのがよりわかりますね。

アッパーにプリントされている紋様は、3Dグラフィックのよう。

その為、「NIKE ZOOM KOBE 6 "3D Hollywood" のようだ」とも評されています。

が。

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…ん、本当にそうか?

プリントの重ね方といい色使いといい、全く別物のように思えるのですけど(苦笑

後方から。

履き口付近の絞り方が一目瞭然。

バスケットボールカテゴリーのパフォーマンスシューズで、上屋と土台でボリューム感にここまで違いが出るモデルは珍しいと思います。

アウトソール。

トランスルーセント仕様で、爽やかな色合い。

表面の粘性はかなりあり、屈曲性もそこそこ、といったところです。

親指の拇指球の付近は、吸盤のようにフロアに吸い付かせることを狙ったソールパターンになっています。

また、過度の捻じれを防止する為土踏まずに配されたプレートには、カリーのサインがプリント。

後足部、かかとの位置にはUAロゴが造型されています。

シューレース先端。

ローマ数字のIVに、カリーロゴをプリント。

「シリーズ四作目のカリーモデル」であることを示しています。

こちらは、インソール。

のぞいて見える範囲では、どういうプリントなのかちょっと判然としませんね。

それは次の箇所で。

専用BOX。

CURRY 4 のBOXはこの仕様になります。

特別感があっていいですね、これぞシグニチャーモデルのBOXです。

 

そして表面にあるイラストの中で、こちら。

このイラストが、インソールにプリントされています。

彼はまるで魔法のようにボールを扱う……それを表したイラストです。

 

そう、このモデルのペットネーム【MORE MAGIC】は、カリーが持つ別次元の技術を魔法に例えたネーミング。

それを視覚的に表現したのが、この3D的なアッパーグラフィックという訳です。

捉えどころがないとも言えるデザインは、カリーの変幻自在のボールハンドルやディフェンダーの虚をつく長距離砲を想起させてくれますね。

 

それでは、他いくつかのアングルから。

シンプルなフォルムに、曲線を重ねたグラフィックが映えるデザイン。

でも派手すぎることもなく、黒いソックスに違和感なく合うと思います。

カリー本人は、中国でのプレシーズンゲームでは黒いアンクルガードと合わせていました。

(参考画像はこちら→ NBA.com )

魔法使い本人が履くと本当に似合いますね、って当たり前か。

 

さて、カリーの着用画像のご案内をしたあとで載せるのは大変気が引ける(笑)のですが、私も昨日のバスケで着用してみました。

せっかくですので、初着用での第一印象を簡単に列記します。

 

・履き口が絞られたレイアウトなので着脱しづらいかと思いきや、履き口はかなり伸びるのであまり苦労せず足の抜き差しができる

・軽い

・くるぶし付近のアッパー剛性は低くグニャっとしてるが、ソックスのような作りのブーティーがよく足に馴染むと共に、ボリュームのあるミッドソールなどボトムパーツが高い安定感を持っているので、怖さはない

・ヒールカップはさほど大きくない、足の細い私は少しかかとが遊んだ

・湿気で若干スリッピーなフロアコンディションだったが、グリップは効いていた

・クッションは普通の固さ、ソールの厚みがあるので着地で膝や腰に衝撃は感じなかった

 

といった感じです。

総括すると、私は CURRY 4 をかなり好きになりそうです。

かなり履きやすかったので、しばらくローテーション入りすると思います。

 

だがしかし。

一点気になることがありました。

それは下の画像。

こちら、アウトソールの後足部ですが。

エッジ近く、白っぽく擦れていることがおわかりいただけますでしょうか。

汚れ?

…いえいえ、実はこれ、表面が削れているんです!

 

昨日は若干スリッピーでした、ですから普段よりも意識してかかとを踏み込み、リアのグリップを使ったのは確か。

だとしても、こんなにも簡単にソールが減るとは……粘性の高さとのトレードオフかもしれませんが、CURRY 4 でトランスルーセントのアウトソールを持つバリエーションにおいては、耐久性に注意が必要かもしれません。

 

しかし、まだ一度だけの着用ながら、パフォーマンスは高いと感じられたこのCURRY 4。

今後日本でも様々なカラーバリエーションが展開されてきますので、皆さんもどうぞお試しあれ。

以上、UA カリー4・モアマジック の紹介でした。

 

前回の更新から今日までかなり日が空いてしまいましたが、それは色々と準備・対応する事案があった為でして。

そのうちの一つが、バスケットボールアプリ NATIONSでの公式チャンネル開設です。

NATIONSでのチャンネル開設については、また後日改めて書きます!

 

ということで、本日はこれで。

また次回に~!