カーシェアリングで快適エコライフ! -46ページ目

実際に車を利用してみよう!

まず,車の予約をしよう!

予約は,窓口への電話やインターネットで行います。
携帯電話でのインターネットからも予約できます。

利用したい希望の時間帯が空いていれば,予約します。
共同利用しているので,空いていない場合も当然あります。

ですから,そのときは,違う時間帯をおさえるか,
他の手段(例えば,バスやタクシー)を使わざるをえませんね。

ちなみに,最短利用時間は15分か30分,
以降15分単位で予約するという会社が多いです。


車を借りよう!

予約した時間に貸出ステーションに行きます。
だいたい,予約した時間の5分前から手続きできるようです。

貸出ステーションといっても,基本的に無人で,ただの駐車場です。

駐車場に停車してあるカーシェア用の自動車にICカードをかざして
ロックを解除します。

車のキーは車内のキーボックスにあります。

(専用のボックスがあって,自分のICカードとパスワードで車のキーを
取り出すスタイルの会社もあります。)


あとは,普通に車を運転するだけです。

さあ,出発です。

ステーションを出るときは左右をしっかり見てくださいね。


車を返却しよう!

出発したステーションへ戻ってきます。
(乗り捨てはできません。)

車をもとあった場所へ戻します。

車のキーを車内のキーボックスに入れて,車を降ります。

最後にICカードを車にかざしてロック完了!

(駐車場に専用のキーボックスがあるときには,そこにキーを返却して,
ICカードをかざして,利用完了です。)

車は,次の人がすぐ使うかもしれないので,
ゴミなどは責任を持って持ち帰りましょう。
車に何も残さないように。

(禁煙はもちろんですが,あえて言うなら,香りの強い香水も控えましょう。)

カーシェアリングサービスの会員になろう!

カーシェアリングを利用するためには,カーシェアリングのサービスを
提供している会社の会員にならなければなりません。

会員同士で車を利用するのが(逆に言えば,会員しか利用できないのが)
カーシェアリングですからね。


まずは,サービスを提供している会社を探さねばなりませんね。
どこの会員になるか。

現在,広く一般向けにサービスを展開している会社を挙げます。

主なサービス提供会社(サービス名称:事業主)
 ・プチレンタ:オリックスカーシェアリング:全国
 ・ウインド・カー:全国
 ・カーシェア24:マツダ:全国
 ・エブリカ(大阪)
 ・駅レンタカー:JR西日本,JR四国,名古屋・東京ではオリックスと提携で
 ・トヨタカーシェアクラブ:トヨタレンタリース:

この他にも,試験的に実施している地域や,マンションの住人のみを対象とした
カーシェアリングのサービスもあります。
新しい事業として注目されているので,お住まいの地域の近くで
今後サービスがはじまる可能性も十分にあります。



会員になりたい会社が決まったら,入会手続きです。

各社だいたい手続きは一緒なので,簡単に流れをご紹介します。

資料請求

説明会

入会手続き

ICカードの発行

実際の利用


資料請求は,電話やメールで行います。送られてくる資料を読んで
説明会に参加するか決めます。まずは,気軽に申し込んでみましょう。
説明会に参加してから利用するかどうか決めればいいんですから。
資料の中に,入会申込書(会員登録申込書)が同梱されている場合も
ありますが,別に書いていく必要はないと思います。
(確実に入会する方は書いてもいいですが。)

説明会では,事業の説明や,実際の車の利用の仕方(借りるとき,返すとき)
のシュミレーションなどがあります。
所要時間は30分~60分程度でしょう。
不安な点や,分からない点は,ここで質問しておきましょう。
(事前の説明会がない会社もあります。)

納得したら入会申込書(会員登録申込書)に記入します。
書類の記入のときに,運転免許証と印鑑,クレジットカードが必要ですので,
忘れずに当日持って行きましょう。

提出した書類の審査にパスすると,会員専用のICカードが発行されます。
おめでとうございます,晴れて会員です。
ICカードは,車を利用するときの鍵のようなものです。
(実際に車を動かすキーは,ICカードとは別にあります。)

さあ,実際に車を利用してみましょう!

マイカー離れ,レンタカーは増える。

213,000台

この数字は,レンタカー大手5社の2007年9月時点の保有車両数です。

これは,前年同月比で3%の増加です。


なぜ増加しているのでしょう?

それは,最近のガソリン価格の上昇や,都市圏の地価上昇に伴う
駐車場代の上昇などが影響して,マイカーを所有するのではなく,
レンタカーを選択する人が増えているためだと考えられます。

これを受けて,各社が増車に動いているようです。


月に数回しか車を利用しない人を中心にレンタカーの需要が
高まっています。

これって,カーシェアリングが対象としている顧客でもありますよね。


また,レンタカーでも燃費の良いハイブリッド車や小型車が
人気のようです。

これもまたカーシェアリングでも同様の傾向があります。


まだカーシェアリングのステーションが整備されていない地域も
多いため,レンタカーを利用している人も多いでしょうが,
今後ステーションが整備されると,カーシェアリングを利用する
人も増えてくると考えられます。


カーシェアリングが,もっと認知されて,
より便利で環境に優しい車の利用が進むといいなと
思ってブログを書いています。


(※データは,日経新聞 2007年12月1日の記事を
参考にさせていただきました。)