ジークルーネ 未完成ながらセンス光る新馬勝ち (ロスヴァイセの21) | キャロヤージの”馬視耽々”一口馬主日記

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10/28(土)東京4R 2歳新馬(芝1400m、牝)

この年のキャロット一頭入魂・ジークルーネ嬢がデビューを迎えました。

 

奥のグラサン栗田先生がシブい(笑)。

 

舌縛られてましたね^^; 気性の幼さも出していて、パドックはお世辞にも良く見えませんでした。

 

白飯コメントは無いし、馬なり調整しかしておらず明らかに未完成…さらにパドックを見たら、3連複BOXにしてしまうくらい、勝つ自信はなかったです^^;

 

ゲートを出て、ビタっと4番手につけるルメール

 

前に壁を作り我慢させるルメール

 

外に出し、しっかり追ってかわすルメール

 

現地で見ていたら直線伸びなそう、差されそうという印象でしたが、しっかり差し切ってくれました。新馬教育という意味でも最高の騎乗でした。翌日の2歳未勝利シトラールや、天皇賞(秋)のイクイノックスも同じような3,4番手から。やっぱりルメールってシャレにならん上手さやで。

 

そして、明らかに未完成な中、それに応えた馬も偉かった!この1戦、勝っても負けても放牧だったでしょうから、この1勝のなんと大きいことか。

 

2023年日本ダービーが5月28日、ジークルーネの新馬戦が10月28日ですから、運命めいたものを勝手に感じていました。ゴール後、米田アナの「青葉賞を勝って、ダービーで天に召されたスキルヴィングの妹にあたる血統」という実況にウィナで泣いていました。

 

あ、口取り抽選と馬券もはずして泣いていました^^;

天国の母と兄へ。がんばるよ。

 

ルメール騎手は現時点で「1400mはピッタリ」とのこと。ただ、先生のおっしゃるように、馬体がしっかりしてくれば、距離を延ばしてよいのでは、と感じました。

 

気の早い話で恐縮ですが、年明けの1勝クラスか、格上挑戦で紅梅S or エルフィンSでクラシックチャレンジを…ただ、半兄ヴァーンフリートは6月2週の新馬戦を勝つも、骨折疑いで2歳を棒に振っただけに、なんとか無事に進んで欲しいと思います。

 

23/10/28  栗田厩舎
28日の東京競馬ではまずまずのスタートからスッと好位置を確保する。そのまま前を見つつリズムを整えて直線へ向くと、最後までしぶとく脚を使って見事デビュー勝ち。「血統馬らしく良さを感じてはいましたが、調教の感触からはまだこれからの部分もあるかな…とも見ていたので、この勝利は余計に嬉しいですね。ジョッキーは『ゲートを出てくれて前で楽に運べました。まだトモに緩さがあってフットワークに良化余地を残すけど、それでも最後はグイッといい脚を使ってくれました。これから成長してくればもっといい走りができるようになるでしょうから楽しみです』と言っていました。ジョッキーが言うようにトモを中心にまだパンとしていなくて、フットワークの伸びなどこれからの面はありますが、それでも気持ちの部分で上手くそれをカバーして最後の伸びにつなげてくれたと思います。今日はご声援いただき誠にありがとうございます」(栗田師)追い切り後に少し気持ちが昂り、背腰を中心に馬体のケアが必要になるなど成長途上に感じる部分はありましたが、実戦ではゲートを決めて楽にポジションを確保できたようにセンスの高さを見せ、直線でもしっかり脚を使って見事先頭でゴールしてくれました。まだこれからの成長を見込めるだけに、この時期に勝利を収められたのは嬉しい限りです。今後はレース後の心身の状態を確認してからどうするか判断していきます。

 

(キャロットクラブに許可を得て転載しています)