キャロット21募集 この馬が気になる4 ~ レオパルディナの20 | キャロヤージの”馬視耽々”一口馬主日記

キャロヤージの”馬視耽々”一口馬主日記

所帯持ちかつ住宅ローン持ち、
可処分所得少かつ小遣い制のキャロヤージが、
それでも一口馬主(キャロット&ノルマンディー)で、
悪あがきする日記です。
目指すはポジーの回収率1727%!(笑)

キャロット現役出資馬1頭の最弱一口馬主がお送りする戯言コーナー。これを見て当馬を獲得した方が良いとお考えなら、出資を見送っていただきたい…というレベルの話です。 4回目も変えない(笑)。

 

第4弾は一般募集の狙い目?「レオパルディナの20」です。

2/9生まれ。体高153.5、胸囲171.5、管囲20.0.、馬体重449です。

 

父:サトノアラジン

2歳でデビュー勝ちを収めるもラジオNIKKEI賞3着、共同通信杯3着とクラシックの切符を取り損ねる。その後は条件戦を勝ちあがり、5歳で京王杯SC、スワンSを制覇。6歳で安田記念を勝ち、待望のG1を制した。競走成績を見る限り、自身は距離は1800mまでだったが、全姉ラキシスはエリザベス女王杯を勝っており、中距離までは持つかもしれない。

 

種付料は4年連続100万円をキープし、100頭前後の繁殖牝馬を集めている。産駒は2021年デビューで、2021年8月現在、新潟1800m戦で逃げて1勝している。

 

この馬もリアルスティールよろしく、 父ディープインパクト、母父 Storm Cat という超絶ニックス持ち。同型の血統も多い中、社台SSで種牡馬入りしているのは、このニックス持ちへの期待と推察される。ちなみにクルソラの2020 (半姉クルミナル)、ムーングロウの2020 (半兄モントライゼ) と2022年も期待馬が控えている。

 

母:レオパルディナ

キャロットクラブで1000万円募集。回収率約600%を叩き出した孝行娘。

その父スニッツェルは豪州で15戦7勝。種牡馬としても2年連続リーディングサイアーに輝き、種付料が日本円にして約1500万円に達したこともあった。日本にもシャトル種牡馬として来ていて、その中からマイル重賞3勝のヤングマンパワーを輩出している。

豪州では2歳から重賞・G1戦線が充実しており、かなりの早熟性が求められるが、レオパルディナも 22戦のうち、新馬戦1着→フェニックス賞1着→小倉2歳S2着が戦績のハイライトだった。


初仔 ジャグアーロ (父キンシャサノキセキ) もキャロットで2000万円募集。初仔らしく、募集時401kg、8月時点で444kgで「牡馬としては線の細さが気になる」と担当者。北海道でじっくり成長を促されている。

 

2番仔である本馬は募集時で449kgあるので、早期デビューも狙って欲しい。ちなみに3番仔はミッキーアイルの牡馬、こちらも快速っぷりが楽しみだ。

 

血統:

ラプーマ - ビオンドパンテーラ の牝系からの活躍馬はほぼいない。むしろ、レオパルディナが1番活躍したと言っていいくらいで、血統的な強調材料には乏しい。

 

しかし、3代前の父を見ると、サンデーサイレンス、Storm Cat、Redoute's Choice、Seeking the Gold と活躍馬を出した父がいるので、ポテンシャルはあるのかもしれない。それがこの仔で出るかどうか。

 

Nijinsky 持ちの種牡馬と配合して、Storm Bird≒Nijinsky のニアリークロスなんて作ったら面白いのでは思った。

 

厩舎:美浦 中舘 英二 厩舎

福島競馬場、逃げといえばこの騎手。ヒシアマゾンのクリスタルカップも強烈だったが、ツインターボとの大逃げにはわくわくさせられた。2002年まで「1000勝騎手は調教師免許試験の第一次が免除される」という特典があったため、まごうことなく裏開催を回っていたそうだ。

 

ちなみに私がキャロットクラブに入会したとき、当時は2次募集5頭の中から選択ができた。アトラクティヴアイかネオフレグランスか…迷った末、アトラクティヴアイに行ったが調教抜群で常に人気も未勝利^^; かたや中舘厩舎所属だったネオフレグランスは3勝クラスまで行き回収率400%の孝行娘に。初仔は地方募集となったが、今後も注目していきたい。もし、私の初年度出資馬がネオフレグランスならば、確実に中舘信者になっていたはずだ(笑)。

 

厩舎として重賞を勝ちまくっているわけではないものの、リーディングは62位→66位→22位と飛躍。2021年も関東だけで見れば、8月時点で7位。 1手塚厩舎 2国枝厩舎 3堀厩舎 4伊藤(圭)厩舎 5木村厩舎 6田村厩舎 に次ぐ成績だ。

 

驚くべきは社台グループ率(社台主要4牧場生産馬の比率) が22%しかないこと。 ちなみに木村厩舎は55% 厩舎できちんと仕上げることもでき、仕事も丁寧。

 

某記事で「馬主がいつ厩舎に来てもいいように馬房は常に綺麗にして、馬が足をぶつけたりしないよう余計な物を一切置かない」「馬が幸せに過ごせる環境を最優先」などと話されていた。この厩舎は間違いないと確信した次第である。

 

一発大物というタイプではない、本馬との相性も良さそうで、ベストを尽くしてくれそうな気がしている。

 

募集価格:2000万円(5万円×400口)

半兄と同価格。牡馬としては抑え気味で、それは2021年産駒デビューした父サトノアラジンと、産駒未デビューの母レオパルディナの仔だから。だからこそ、私のような人間は喜んで狙っていくべきなのだろう(笑)。

 

この仔も母馬優先馬で200口勝負。白老F産であり、さすがに一般内での抽選に収まると思われる。これが×なし最優先内抽選になるようなら、世も末である(笑)。

 

(キャロットクラブに許可を得て転載しています)