亡くなった娘の人生って何だったんだろ
生きてた3分の1は摂食障害と戦う人生だった
最初の頃はあちこちの病院に入院したが
太りたくないという病気なので脱走することも多かった
病院に入院することじたい嫌がった
薬が蓄積しておかしくなった時に病院を変わったが
結局は薬漬けの生活で、薬が蓄積していってたんだろう
ここ5~6年はなんとか自分でコントロールしていたんだと思うが
去年ぐらいからしんどくなったようだ
が、私らが「薬を減らしたら」とも言えないし
「アルコールの飲み過ぎじゃない」とも言えないし
結局摂食脳に犯され過食嘔吐しか頭になく
これからの目標がなかったからだろう
病気になったころから依存してきたお婆ちゃんも90才を過ぎたし
この道を選ぶしかなかったんだろう
働いてたら、結婚してたら、何かやりたいことをみつけてたらなんて思うが
お義母さんは「食べたいもんは食べさしちゃったし、やりたいようにやらしちゃったんじゃけ」って言うけど
主治医は前から「足腰が立たなくなって救急車で運ばれるぐらいにならないと、どうしようもないですね」って言ってた
いくらしんどくても亡くなる前頃も歩いてたからね
それぐらい摂食脳って恐いんだ
○○摂食脳にとらわれない生活は楽になった?
母さんはあれでも今回入院したら治るみちがあったんじゃないかといまだに思ったりするけど
父さんには言えない
言っても○○は帰って来ないから
朝晩お墓に参っても空しくなるだけだ