前回の記事で怒りの感情は手放さなくてもよいとお伝えしました。
怒りの感情は手放さなくてもよい、悪者にしなくてもよい
怒りを感じたときに、怒りつづけたり、相手に怒りをぶつけたりしていいのかというと、そういうことではありません。
それでは、怒りの感情に飲まれてしまってエネルギーを消耗したり、周りとの関係が悪化してしまいますよね。
実は、怒りは自分の宝物が埋まっている大切な感情なんです。
怒りから自分の宝物を見つけるために、最初にやることは1つ。
自分の心の声を聴く
自分の心の声を聴くとは、自分に問いかけてみること。
「私は、どうしてこんなに怒ったのだろう?」
「私は、どうして欲しかったのだろう?」(期待)
「私は、『~すべき』と思っているのだろう?」(マイルール)
「私は、本当はどう感じたのだろう?」(本音)
つい昨日、兄妹ケンカをしてイライラした出来事を例にとってみますね。
状況としては・・・
些細なことからケンカが始まる。
一部始終見ていた私としては、どっちもどっちだなということ。
妹は兄に謝って欲しくて、「ママが兄に言ってよ!」と騒いでいる。
兄は謝る気配なし。
妹(娘)は、思い通りにしない私を叩いたり、怒り始める。
私もイライラし始める。
一部始終見ていた私としては、どっちもどっちだなということ。
妹は兄に謝って欲しくて、「ママが兄に言ってよ!」と騒いでいる。
兄は謝る気配なし。
妹(娘)は、思い通りにしない私を叩いたり、怒り始める。
私もイライラし始める。
といった感じでした。
イライラしている心の声を聴いてみました。
「お互いを思いやる気持ちを持って欲しい。」
「2人のケンカなんだから、2人で解決して欲しい。」
という期待、
「兄妹仲良くするべき。」
「思いやりの気持ちを持つべき。」
「仲直りしたい方が先に謝るべき。」
「いつまでも怒りを引きずるべきではない!」
というマイルール、
本音としては、
「兄妹なのに思いやる気持ちが無くて悲しい。」
「いつも兄妹ケンカの仲裁をしているから、娘が私への要求がエスカレートしてしまったのかもという罪悪感」
まで見えてきました。
このような、期待、マイルール、本音が分かったら、「そう思うんだね。」と自分で受け止めてあげること。
これを続けることで、自分を知り、自分となかよくなっていきます。
自分となかよくなるということは、好きな自分だけではなく、ダメな自分、嫌な自分も、これが私なんだと思えるようになることです。
このように、怒りは自分となかよくなるための大切な感情。
たくさんの宝物が埋まっています。
そう思えると、怒りを感じても、持っている自分も怖くないですよね。
怒り、イライラ、モヤモヤを感じた時は、心の声を聴いて宝物を見つけてあげてくださいね。
自分の心の声を聴くについて、もっと詳しく知りたいという方はコチラでお伝えしています。
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