我が子から「後輩が入ってきてめんどくせー。」と言われた時、何を感じますか？
先日、中２になる長男の保護者会に参加した時の出来事。
挨拶も兼ねて我が子の様子を一言ずつ話すことになりました。
その中の数名の方が、
「部活で１年生が入ってきて、「○○先輩！」と呼ばれたと嬉しそうに報告してくれました！」
と仰っていたんです。
そういえば、長男は何も言ってなかったなと思い、帰宅後に聞いてみました。
「１年生入ってきたんだよね？先輩になったね！」
そこで返ってきたのは、予想外の回答でした。
「うん。めんどくせー。」
保護者会で聞いていたお子さんと同じような反応を期待していたのでズコーッと拍子抜け。
と同時に、長男らしいなぁと笑ってしまいました。
なぜなら、長男のコミュニケーションカラーは、スペシャリストタイプの青だからです。
青の子は、個人中心です。
「みんなと」より「ひとりで」を好みます。
・ひとりの時間や自由が大事。
・「仲間ができる」とか、「先輩という引っ張る立場になる」ことには、あまり魅力を感じない。
といった特性があります。
（コミュニケーションカラーって何？という方はコチラをお読みくださいね。）
後輩が入ってくると、必然的に２年生が面倒をみないといけないので、自分の練習ができなくなります。
なので
「めんどくせー。」という本音が返ってきたのでした。
実際のところ、自分のペースで黙々と練習したい気持ちを抑えつつ、わりと面倒見ているようです（笑）
言葉だけに反応して、
「先輩なんだから後輩の面倒を見るべき！」と怒ってしまったり、
「協調性なくて大丈夫かしら？」と心配になったりするようなことも、
コミュニケーションカラーを知ると、行動や言動に「そうだよね。」と理解できるようになるんですよ。
ちなみに、「みんなと」を好む全体中心は、
赤のパーフェクトタイプ
ピンクのスマイリータイプ
「ひとりで」を好む個人中心は、
青のスペシャリストタイプ
黄色のチアフルタイプ
赤は、学級委員やリーダーなどのみんなをまとめてくれる子。
ピンクは、目立たないけれどさりげなくサポートしてくれる子。
青は、じっくり、納得がいくまで情報収集する子。
黄色は、面白いこと、目立つの大好き！ムードメーカーの子。
このタイプが優れているというのではなく、それぞれの特性により、行動や思考のパターンが変わってくるということです。
相手の特性に合った声かけや対応をすることで、円滑なコミュニケーションが取れるようにもなります。
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