モロッコ人のアドバイスを聞いた後、人生詰んだらたこうなった…

素敵なあなたへ
アンビバレントな個性を受け入れてあなたの人生を変容に導くプロモーターのまかま ゆりと申します。

鶏が先か卵が先か？

▲▲があるから□□するのか？

□□するために▲▲が生まれるのか？

本日はそんなお話です。

大学時代の友人で表参道のモロッコ料理店に勤めていた方がいました。

そこにはモロッコ人、サウジアラビア人などのアラブ系のビジネスマンがよく食事に来ていました。

私も何度かお店を訪れているうちに、モロッコ人のオーナーと仲良くなりました。

とても陽気で日本語が上手く女性に優しい方でした。

ある日、私はその当時、歩合制の保険の営業のアルバイトをしていたのですが、

同時期に入って仕事でペアを組まされた同僚とそりが合わず、不平不満ばかり…
「結局、バイトだから、こういう扱いうけるんだよ」とレストランで友人を相手に不公平を嘆いていました。
そんな時、隣でお食事されていたお店の常連さんで、モロッコやアラブ地域などから雑貨を輸入して売る商売をされている社長さんが言いました。

ゆりちゃん、アラブの諺（ことわざ）でね、

「何かをしたい者は手順を見つけ、何もしたくない者は言い訳を見つける。」
頭は賢くできているから、何かの「できない理由」をいくらでも思いつく。

でも、社会が求めているのは「できる方法」なんだよね。

その当時、私はこの言葉の意味のがよくわかっていませんでした。

その後10年以上経ってから「あっ⁈そういうことかもしれない」と考えることが出来ました。
これはビジネスの上で参考になる諺（ことわざ）でもありますが
 

心の中の葛藤や生きづらさの問題解決という意味で捉え直すと、

問題を解決したい者は、
解決策を見つけ出し
やり方（行動）を変えようする

解決したくない者は、
原因を探ったり
考え方を変えようとする

心の中や考え方や生き方に関する問題は、
往々にして
原因を一つに特定することができません。

成人病のように、
複数の要素が複雑にからみあって
起こっているので、
生活習慣を変えなければ治りません。

 

誰もが「自分は何をするために生まれてきたのか？」と悩み苦しみ、

「答えを知りたい」という時期があります。

ですが、

手段が目的と入れ替わってしまって、

問題を解決するために生きている人生になってしまい、

本来では問題ではないのに、問題を作り出してしまったり、、、

未来や現在に幸せを感じる為に過去を振り返っていたはずなのに、

只の原因探しをするだけで一向に幸せに進まない。

そんな日常を過ごしていることが私にもありました。

poto byKristina Makeeva

鶏が先か卵が先か？

問題があるから解決するのか？

解決するために問題が生まれるのか？

そんなある日、気付いたのです。

時間と時は違うという事にです。

あなたはもしかしたら、時間は絶対的なモノで
「過去→現在→未来」と流れていると思っているかも知れません。　
でも、真実は・・・
時間は相対的なものなのです。

過去・現在・未来
　
"今ここ"に浮かんでいて

"今ここ"で過去にも在り
"今ここ"で現在にも在り
"今ここ"で未来にも在る

それを知ったときに、過去に遡って問題解決なんて、これ程馬鹿らしい事は無いな。

と思いました。　

人は問題を解決するために生まれてきたのでは無くて、

自分のコア、すなわち本質に戻るために生きているように私は思います。

そう考えると目の前で「これは困ったな！」

と思える事や自分の受け入れ難い性格なんかも

本質に戻るためにあるとするなら

なんと愛おしく、貴重なものだと思えないでしょうか？

分離した自分と本来の自分とが縁結び

その先に、、世界がある。

そんな気がしています。