1-0 マツダスタジアム vsヤクルト 18:00~
緒方選手越えもう少し
前健完封![]()
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【球炎】球団史に刻む梵の堅守広島の歴代の遊撃手で、最高の名手は誰か―。こんなお題がファンに与えられたら、激論は必至だ。白石、古葉、三村、高橋慶、野村…。世代やチームの強弱、個々の思い入れの濃淡が重なって、楽しくも熱い論議が交わされるに違いない。
守備力を明確にはかる基準がないのは承知だが、ここではあえて「シーズン守備率」に絞ってみる。1シーズンで、どれだけ失策をせずに守備機会をこなしたか。この指標に基づけば、今季の梵がカープ60年の歴史のトップに立つ。
ここまでの全138試合でわずか7失策、守備率は9割9分に迫る。今夜も再三の美技で前田健をもり立てたが、こうした派手なプレーはむしろ珍しい部類に入るだろう。今季の梵に際立つのは凡ミスの少なさ。捕球と送球ににじみ出る抜群の安定感である。
打撃、走塁面の充実とも無関係ではないだろう。入団時から定評のあった守備が、格段に精度を増した。12球団の遊撃手でも屈指の守備率は、技術と集中力の結晶にほかならない。
ちなみに広島の遊撃手で過去最高のシーズン守備率は、1994年に野村監督がマークした9割8分2厘。堂々と塗り替えることが、監督にとってもうれしい恩返しに違いない。













