※一瞬公開しましたが、間違ってたので修正しました。
昨日の記事もコメントありがとうございます
結構聞かれたのが、繰上げ返済をすると団信とかがなくなるのではって話。
気になったので計算してみました
数字祭りだけとついてきてね
今回は数字を綺麗にするために計算条件を調整しております。
借入額 5000万
借入期間 35年
金利 0.345% or 0.475% or 0.775% 元利均等
住宅ローン減税 13年間 0.7%
繰上げ返済タイミング 14年目
繰上げ返済額 1200万
金利についてはUFJを基準にしています。
現在の最優遇0.345%、以前の最優遇0.475%、七大疾病特約+0.3%の0.775%の3種類計算してみました。
はい、どん!
※エクセルの数字だらけの表を載せようと思いましたがグラフ作りました。褒めて
これは0.345%の年末残高の推移です。
他の利率でも大きくは変わりません。
今回は14年目から28年目までの15年間(図↑の赤矢印)の保険の価値を考えていきます。
※29年目以降は繰上げ返済による差額が400万以下なので無視します。
15年間の年末残高の平均差額は800万です。
保険金額800万の生命保険の掛け金ってどんなものでしょう?
SBIさんでシミュレーションしました
生命保険金額 800万
保険開始年齢 50歳(37歳で住宅ローン契約開始に相当)
保険期間 15年
男性 or 女性
この条件での月額保険料は女性2392円、男性3928円です。
15年間の保険料総額は女性が43万、男性が71万です。
この年代のリスクは男性の方が高いですね。
利子返済の圧縮額は0.345%で44万、0.475%で61万です。
保険料との差で見ると女性は繰上げ返済した方がお得ですね。
男性は繰上げ返済した分を生命保険で補うと高くつくので繰上げ返済しない方が良さそうです。
皆さんのコメントでも女性の方が繰上げ返済したがる傾向ですが理にかなってます
まだ話は終わりません。
金利0.775%は特約がついてます。
SBIで似たような特約をつけてみました。
繰上げ返済後は月の返済額が約5万減るので収入保証の形で足していきます。
生命保険金額 800万
保険開始年齢 50歳
保険期間 15年
収入保証月額 5万
収入保証タイプ ハーフタイプ(がん保証 or 三大疾病 or 全疾病)
男性 or 女性
この時の15年間の保険料総額は、
女性のがん保証が52万、三大疾病53万、全疾病59万、
男性のがん保証が82万、三大疾病84万、全疾病91万、
になります。
利子返済の圧縮額は76万(0.775%)です。
UFJの七大疾病は三大疾病に似ているので、そこで比較すると、女性は繰上げ返済の方が経済的です。
男性は繰上げ返済しない方が経済的ですね。
※全疾病は精神疾病も含んでいます。
※50代は若い頃より精神疾病の順位が下がります。
図はSBIより。
個人的には、、、
35年ローンって最初の13年間に利子の60%を払います。
金利上乗せ型の特約ってリスクのある高齢の保険料を若いうちに頑張って払っているんですよね。
なので、繰上げ返済は勿体無いと思うんです
あと、特約は大体1年以上続くとローン完済になるのもお得ですね。
まぁ、考え方は人それぞれですけどね。
生命保険屋さんって本当に丁寧にリスクを評価しているので、あまり商品によって変わらないんです。
(なぜか火災保険は見積もりによって物凄い開きがありますが・・・)
住宅ローン付帯の保険はどんどん残高が下がっていくので場合によっては終盤は不足するかなと思います。
そんな我が家は繰上げ返済を見据えて、七大疾病の保険料タイプを選択しています
なので、ローン控除終わったらいつでも繰上げ返済する気です。
もちろん、生命保険については必要に応じて別途契約します。
まぁ、保険料も利子も今のところ大した額ではないので、繰上げ返済せずに投資に回す可能性もあります。
変動金利が上がったら繰上げ有利ですね。
結局は金利次第でしょうか