9月25日(水)『自ら創造』彼岸明け


今年の7月、20年ぶりに新紙幣が発行され話題になりました。
新しく ー万円札の肖像に選ばれた渋沢栄一は、「日本近代社会の創造者」とも呼ばれた人物です。明治時代にガス会社や鉄道会社、銀行、ホテル、製紙会社などの設立に関わり、日本の近代化に貢献しました。渋沢は著書『論語と算盤』において、次のようなことを述べています。「われわれは今日ここから欧米心酔の時代に別れを告げ、模倣の時代から立ち去って、自ら創造し満足するレベルに登らなければならない」
明治時代は、日本が欧米からの文化に大きく影響された時期でした。そのため渋沢は、輸入品ばかりがもてはやされ、日本古来の文化が軽視されていることに危機感を持っていたのです。
一方で、「決して海外のものを排除したり内にこもったりしろという意味ではない」とも語っています。
新しい価値観や考え方が次々に生まれてくる現代は、明治時代に似たところがあります。新しいものを取り入れつつも、流されずに自分独自の強みを身に付けることは、企業にも個人にも必要なことでしょう。

【今日の言葉】自らの強みをつくりましよう

《今日の一言コメント》
日本の近代化に、渋沢栄一翁の功績は計り知れません。
西洋の文化を取り入れつつ、独自性を持たせることを強調した姿勢に驚きました。

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/