9月11日(水)『イエローバス 』


アメリカでは、子どもたちが安全に通学ができるよう、ほとんどの地域でスクールバスが導入されています。
バスの色は黄色と決められており、スクールバスのことを「イエローバス」と呼ぶこともあります。この色はどのように決められたのかご存じでしょうか。スクールバスの色は、コロンビア大学大学院教育学院教授のフランク・W・シール博士により決められました。
朝や夕暮れ、悪天候の中でも見やすく、遠方や対向車から気づかれやすいなど、さまざまな観点から黄色が選ばれたのです。この色は、子どもたちの安全を守る色として、連邦標準規格に定められています。
仕事の資料などに使う色やデザインは、見る人のことを考えて決める必要があります。見た目の美しさも大切ですが、さまざまな状況を想定することが求められます。たとえば、背景の上に同じような色で文字を載せては、目の悪い人には読みにくいかもしれません。
また、貼り紙やポスター は、屋内と屋外で色の印象が変わります。カタログやホームページを作るときも、見る人の年齢層や状況を意識しましょう。

【今日の言葉】使う人を意識した色彩を

《今日の一言コメント》
小学1年生の黄色い帽子 も同じですね。
色彩の選択は、機能を優先する場合も必要だなと思いました。

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/