9月30日(月) 「世界翻訳の日」 


本日は「世界翻訳の日」です。翻訳業の功績を称え、世に広く伝えることを目的としています。9月30日である理由は、キリスト教の聖書をラテン語に翻訳した聖職者ヒエロニムスの命日にちなんでいます。
古来、翻訳は社会や文化の発展に多大な貢献をしてきました。
『西遊記』で有名な玄奘三蔵は、インドから持ち帰ったサンスクリット語の経典を、20年を掛けて漢語に翻訳しました。遣唐使であった日本の僧、霊仙らも経典の翻訳者として活躍しています。
日本で西洋の言語に取り組んだ偉人としては、江戸時代の蘭学医、杉田玄白らが『解体新書』においてオランダ語を日本語に訳しました。
翻訳には、直訳では伝わらない意図をくむ必要があり、経験と英知が求められます。大変な苦労をしながら他国の優れた学問や文化を伝え、また日本の文化を世界に広めてくれた先人たちに、あらためて感謝したいものです。
現代ではAIの活用で、翻訳が簡単にできるようになりました。それでも外国語を学ぶ意義がなくなったわけではありません。他国から学び、日本の良さを伝えるためにも、さまざまな国の言語に触れたいものです。

【今日の言葉】外国の言語に関心を持ちましょう

《一言コメント》
辞書もない時代に、外国語を日本語に翻訳する作業は、大変な時間と労力が掛かったと思います。先人の努力に感謝です。

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/