10月15日(火)「名月に学ぶ」


本日は十三夜です。
9月の十五夜に並ぶ名月とされますが、十五夜と違うのは満月ではなく、少し欠けているところです。
欠けた月を愛でるのは、日本ならではの美意識だといえるでしょう。
完璧ではないもの、不完全なものに価値を見いだすのは、風流を楽しむ以外にも理由があります。
それは、完璧すぎることは、かえって縁起が良くないという考え方です。
「満つれば虧くる」という諺をご存じでしょうか。
月は満月になると後は欠けていく、という意味です。そこから、栄華を極めれば必ず衰え始めるというたとえにも使われます。
栃本県日光市にある日光東照宮の陽明門では、12本の柱のうち1本だけ彫刻の模様が逆向きになっています。わざと不完全な状態にすることで、災いを避けるという意味があるそうです。
自分の短所や、力の足りなさに不甲斐ない思いをするときは、完璧ではないからこそ、成長し続けることができると考えてみてはいかがでしょう。

【今日の言葉】不完全だから成長できる

《一言コメント》
欠けたモノ、不完全なモノに、価値を見出す
これこそ、日本の優れた文化であり、考え方だなと思いました

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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