10月28日(月)「知らず知らずのうちに 」
明治の教育者、新渡戸稲造の有名な教えに「無意識の徳」というものがあります。
「徳をなすことは、これを知らず知らずのうちに行うことが最も上で、徳であると知って行うのは中である。徳をほどこさねばならないと思ってやるのは下である。徳をほどこし、これを誇りにしていれば、これはもはや徳ではない」
徳をなすとは、善い行いをすることを指します。善行は、無意識のうちにできるようになるのが一番良いという教えです。
たとえば道にごみが落ちていたとしたら、あなたはどうするでしょう。
何かを考える前に迷わず拾い上げるのが最上の行いです。
そして「きれいにするために拾おう」と考えて拾うのは中、「気が進まないけど拾わなければいけないな」と考えるのは下です。
「ごみを拾う自分を見てほしい」などと考えるようでは、すでに善行ではありません。
とっさの行動には、その人の本質が表れます。無意識で善行を積めるようになるには、日々、良い行動を心掛けて習慣にする必要があるでしょう。
【今日の言葉】良い心づかいを習慣にしましょう
《一言コメント》
良い事でも、意識してやっている内は、本物ではないということですね。死ぬまでに、そう成れるように頑張ります(笑)
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/