しゃべるガードレール!? | 時代の片隅で...

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70年代や80年代のレトロなものが好きです。
日々思うことを書いていきたいと思います。

こんにちは!

この前変な話を見つけたので
書いておこうと思います

まずはこちら

動画があるんですが







これホントか?


ラジオ受信?


つまりラジオを受信している

ということなんです


簡単にラジオを受信しているで

済むわけないだろっていう

気持ちにあたしゃなりましてねえ


ネットで同様の記事が

ないかササッと調査した




※借画像🙏


う~む...hi-liteが今日もうまい



は?


5~6件くらい

このガードレールがAMラジオを

受信している話が出てくる


どれも読んでみると

同じような内容なのだ




ガードレールがアンテナとスピーカーの

役割をしていてAMラジオの受信によって

音が出ている


というもの...


私は実際ゲルマニウムラジオを

作ったことがあるので

わかるんですが


ちょっと古くなってきた

ゲルマニウムラジオ

雑いっすよネ💦


それぞれの

記事の中で大切な部分が抜けている





整理してみよう




電波が鉄板に溜まる


💮

たしかに鉄には

世の中に流れている

電波を受け止めやすい


AM波

FM波

長波

短波

無線の電波

携帯の電波


あらゆる電波が

微弱かどうかに関わらず

受け止めやすい性質がある





ガードレールが

スピーカーの代わりになる


💮


スピーカーも鉄の板が震えることで

音が出るので

これも間違っていない





AMラジオが聴こえてくる


😵


なんでAM波だけ

聴こえてくるんだ?


無線でもなんでもいろんな

電波が流れているんだから

どれが聴こえても良いじゃんかさピリピリ




※借画像🙏


検波(けんぱ)


先ほど書いたようにさまざまな

電波から


AMラジオの電波


だけ取り出すには


『検波器』


というものが必要になる

これがなければ

特定の電波だけを音に変えることは

できないんですよ



ネットの記事はどれも検波について

詳しく書いてないかスルーされていて

大事なところが抜けている



私のゲルマニウムラジオなら



ガラスのカプセル

みたいなものが


検波器


ゲルマニウムダイオードが

検波の役割を担っている


これがなければ

ゲルマニウムラジオは

聴こえないのだ



推理


じゃあガードレールは

何が検波器になって

いるんだろう


ガードレールは鉄でできているが

その他に素材はないだろうか?


ゲルマニウムラジオ以外に

もっと古い時代は

ゲルマニウムダイオードの

代わりに鉱石を検波器として

使っていた(鉱石ラジオ)


どんな鉱石が検波器に使えるのか

調べてみると


検波に実用的に使用できる鉱石には、黄鉄鉱や方鉛鉱のほか、磁鉄鉱(天然磁石)、黄銅鉱、斑銅鉱、磁硫鉄鉱、硫化鉄、紅亜鉛鉱、閃亜鉛鉱、自然銅、粒状二酸化マンガンなどがある


Wikipediaより引用



ガードレールのペンキの材質や

ボルトなんかが検波器に

なってる可能性があるぞ


さらに言えば

AM放送局から近いところだと

ガードレールにその電波が

強く当たるホットスポットに

なる可能性がある


当たる電波が強いと検波したとき

音量の大きさに比例する



※借画像🙏


見えた!



さいごに


しゃべるガードレール


一見


心霊みたいなことだが

科学的に考えると

そうでもないということだ


私は心霊を基本的に

信用していない


と言いつつ

まったくわからない事象が

あるのは認める


つまりそこはリアリストで

いたいと思うんですよ


ということで

また、お会いしましょう😉✋