【真実暴露】NationalTE-903 | 時代の片隅で...

時代の片隅で...

70年代や80年代のレトロなものが好きです。
日々思うことを書いていきたいと思います。

みなさまごきげんよう

話は前回からの続き
になります


National TE-903を
蛍光表示管ではない
と疑った私はその後
一体これはなんなのかと

調べる
ことになる

※上の表示はTE-903

下のは蛍光表示管



TE-903の表示管は? 


色合いがオレンジ色の
表示管といえば
単純にLED発光の※7セグメント
ニキシー管を思い出す

しかしながらLED発光は
1976年という時代を考えれば
まだ青色LEDが開発されていないから
ありえないし
ニキシー管であれば
7セグメントにはならない

つまり表示管の歴史を
紐解かなければ
ならなかったのである





たどり着いた答えは? 



同じような表示管を
70年代のオーチスエレベーター
で見たことがありました

    






ついに
わかりました

これは


キラキラエルフィン管キラキラ


じゃ、あるまいか?

(・_・)


原理的にはニキシー管と

同じでガス封入式の7セグ表示

のものって感じですね


疑いをまとめると 



ここから私の推測を

箇条書きにしてみたんですが


  • 蛍光表示管は汎用性が高く多い
  • エルフィン管時計は稀少
  • エルフィン管が知られていない
  • エルフィン管が使われている物が少ない
  • National TE-903には歴史的価値か



エルフィン管は私の知りうるなかで
オーチスのエレベーターか
このオーディオタイマー
National TE-903しか知りません

いずれ時代と共に
70年代の蛍光表示管は
劣化によりどんどん失われ
無くなっていきますが

使用されている数の多さから
探せばまだまだ
出てくるんですよ

しかし
エルフィン管の時計って
今でも作ろうとすれば
部品があるので可能ですが
1976年位の古い時計は
これ以外もう出てこないでしょう



National  TE-903は

歴史的稀少性があるのに
誰も気がついていないので
安価で取引されているのですよ

このまま知られずに
忘れ去られるか

それとも稀少性に気が付く
鋭い人が現れるのか?

※画像はお借りしています




入手したはいいけど 



ここである問題点が


分かりますか?

左の新しく入手した方の

表示が右と比べて滲んでいますよね

それはそれで味がありますが...


これはなんとかしなきゃ!



ということでまた

続きは次回の講釈で...



!!つづく!!