みなさんごきげんよう。
シャッターを切る私は
どこか自分ではなく
そこに住んでいた自分が家の
内側から外を見ているような
錯覚を感じた。
ここは建物の裏側で
当時は汲み取り式だった。
確か、石の蓋があったと思うが
現在は水洗式ということだろう。

蛍光灯の外灯も
今ではあまり見ることが
なくなりました。
私が最初に住んだところは
外灯もない場所でしたが...
ここで初めて外灯が
付いた家に住んだことになる。
アルミサッシの戸に
上は、すりガラス
玄関ドアの強度は低め
破っても取るものなんか
ないだろうがな。

夢で見る場所...
私は引っ越したあとから
今に至ってもなお
時々、この住宅の夢を見る。
その頻度も一か月に
一度以上見ることもあるほどだ。
ここから離れて数十年も欠かさず
この場所の夢を見るのである。
内容としては
また、この場所に住まなくてはならない
経済的な理由で
戻ってくるという内容だ。
それも私が大人で登場するのだが
間取りは変わっていないため
子供の頃の広さを
実感として感じないという
リアルな夢だ。
一体、何が?
私をそうさせるのだろう。
ある、噂があった。
つづく。