おつちが解説 韓非子 その4 | 時代の片隅で...

時代の片隅で...

70年代や80年代のレトロなものが好きです。
日々思うことを書いていきたいと思います。

みなさんごきげんよう
『おつち』です。



『おつち』の個人的見解で
『韓非子』を解釈してしまう企画です。
違うなぁというところが
あるかもしれません。
そんときは、すみませんね😢





今日のことば


ニヤリ
 

侵官之害

(しんかんのがい)



ある時
君主が机にもたれて眠っていました。
ふと君主が目を覚ますと
肩にかけものが掛かっていました。

嬉しくなって
君主は尋ねました。


(^^)『これを掛けてくれたのは誰かね?』

(*`・ω・)ゞ『冠の係りのものです。』

(^^)『掛けもの係は何をしていたか?』

(*`・ω・)ゞ『外でなにかをしていたようです。』

(^^)『わかった。冠の係と掛けものの係をここに。』

君主は二人を処罰した。



という内容です。



掛けものの係は君主に掛けものを
掛けなかった罪。

冠の係は
自分の範囲以外の仕事を行った
越権行為の罪。

そんな~ひどい😭
と思いますか?



例えばこれを人間でなく
ロボットやアンドロイドに
置き換えたら
すんなり納得できると思います。
もしそんなロボットがあったら
今後何をしでかすか
わからず危険ですからね。


社会ではお互いに人の仕事を手伝いながら
チームワークで乗り換えていく
という考え方があります。

韓非子では
何度も言うように『性悪説』が
元になっていますから

チームワークで乗り越える裏で
『仕事をサボっている』職員が
いるかもしれません。
だからみんなチームワークを取らないと
仕事が達成しないという
形になっているとも
言えるわけです。

それではチームワークを取らずに
サボっているものをあぶり出して
取り替えた方が良い。

そしてその力をもっと生産性の
挙がるところに注いだ方が
いいんですね。




韓非子いかがでしたか?

はい、今回はここまでと致します。
また、次回お会いしましょう。

寿司ありがとうございました寿司