みなさんごきげんよう
『おつち』です。
韓非子という名をあなたは
ご存じですか?
私が韓非子を読み始めたのは
20代前半で
そのころ孫子兵法を読み始める少し前
だったと思います。
韓非子の書は人の性(さが)即ち
悪
という性悪説に前提された
思想であります。
古代中国、秦の始皇帝は
韓非子の書を読み
感激したといいますから
相当な説得力を持つ思想だと
言えますね。
『おつち』の個人的見解で
『韓非子』を解釈してしまう企画です。
違うなぁというところが
あるかもしれません。
そんときは、すみませんね😢
今日のことば

説難
(ぜいなん)
説得とは難しい。
人に意見を聞いて欲しいときに
一体何が難しいか?
相手の心の内を読み
自分の意見を
当てはめていくことが
難しいんですよ。
周りにいませんか?
相手の立場を考えず
正論だけぶつけるバカ。
自分の子供にまで正論だけぶつけて
陰でバカにされる親。
そうならないために、考えなくては
ならないのです。
相手の心境や背景を読み
そしてどの程度理解できる
キャパシティがあるかを見抜く。
そして相手に伝わりやすい
言葉をつかうこと。
説くということは
難しいのです。
だからこそ短絡的に感情に任せて
『ハッキリ言っていい?』とか
『正論言わしてもらうけど~』などと
相手にぶつけるのは
バカのやることなのです。
韓非子いかがでしたか?
はい、今回はここまでと致します。
また、次回お会いしましょう。

