コパル パタパタ時計 | 時代の片隅で...

時代の片隅で...

70年代や80年代のレトロなものが好きです。
日々思うことを書いていきたいと思います。

今回紹介させてもらうのは、パタパタ時計です。

実は私『おつち』のブログはテーマがコレクションジャンルなんです。笑

いつもあんまり関係ない話題ばかり書いてると思いますが、こっそりと70年代のパタパタ時計などを中心にしたクロックコレクターだったりします。


COPALというメーカーです。このCOPALというメーカーはカメラのシャッターを作っていたメーカーなんですが、70年代にはパタパタ時計が多く作られます。

70年代のパタパタ時計は、ありとあらゆるメーカー(時計のメーカーから、家電メーカー、オーディオメーカーなど)から、販売されていましたが、COPALはそのなかでも製品の質が高く壊れにくいものが多いんです。


なんで壊れにくいのか?というと、COPALはカメラのシャッターを作るメーカーだから品質管理はかなりシビアなのではないかと思われます。


1977年製の時計ですが、ちゃんと動きます。今ではこのパタパタ時計でしか見ることのない、オレンジ色のネオンランプですが、海外のパタパタ時計でネオンランプがブラックライトだったものも、見たことがあります。文字盤の数字が白なのでブラックライトだと白が光って見えるんですよ。(話が逸れました)


曜日カレンダーが付いてます。曜日カレンダーがあるパタパタ時計は、珍しい部類だと思います。私はあまり見掛けません。

 
アラームもちゃんと動きます。
日吉ミミの歌で『世迷い言』(1978)という曲があります。その曲の歌詞で『カ~タリ~と、デ~ジタル時計が変~わ~る~』という、描写があります。(リンクで曲が聴けるようになっています。)


赤いストライプは動作していることを示す窓で、電源を入れると動いているのが確認できます。

昭和をよくご存知の方なら分かるかと思いますが、11月位の時期、夕方古いアパートに戻ると、 まず灯油ストーブにマッチで火を入れますね。そのときのマッチな硫黄の匂いと、灯油の燃える匂い覚えてますか?


その匂いが薄まる頃、パタパタ時計を見るとまだ銭湯がやってる時間。先に銭湯行っちゃおうかと、手を擦りながら風呂桶に石鹸とタオルを入れて、出かける。そんな情景が私には浮かんで来ますが...


ちょっと、今の時代じゃ共感得られないですよね。
ストーブにマッチも使わないし、銭湯も行かないでしょう?時計なんてスマホがあれば十分だものね。

そんな今だからこそ、あえてこういうパタパタ時計でちょっとレトロ感を出してみませんか?さりげなく部屋に置いておくと昭和のテイストがあっていいですよ~。もしかしたら、デザインが逆に新鮮かも知れませんね。

COPALパタパタ時計の話でした~。おつかれさまです。

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