ナショナル RC-57 ラジオクロック | 時代の片隅で...

時代の片隅で...

70年代や80年代のレトロなものが好きです。
日々思うことを書いていきたいと思います。

ミッドセンチュリーと呼ばれる70年代を中心とした、レトロなものに興味を持って20年以上になるのですが。

ラジオクロックを紹介します。

今回はこちらです。

National RC-57 (1986)

正面にNationalのロゴではなく、NOFと大きく入っています。これは後程説明しましょう。

上部のボタンは、いずれも日本語で表記説明されています。

目覚まし機能
スヌーズ機能
おやすみタイマー

左側面。

ラジオのスイッチ
ボリューム調整
チューニング

チューニングに関しては、アンテナなしでもかなり感度良好です。作りがしっかりしているなぁと感じます。スイッチ類を触ったときの感触も、ソフトですが確かな手応えという感じですね。

背面。

時刻合わせスイッチ
明るさ切り替えスイッチ
時刻の進む/早く進むボタン
AM/FM切り替えスイッチ
スピーカー
外部アンテナ取り付け口

普段必要としないスイッチやボタンを背面に集中させて目立たなくするというデザイン性は、素敵だと思います。何でもごちゃごちゃ見えるところに配置しない工夫って大事ですよね。

パッと時計を見た瞬間、余計な情報を見なくて済むってことです。



右側面。
日本油脂という社名が印字されています。
つまり勤続年数表彰の贈答品なのでしょう。


正面。
でっかく『NOF』と社名が主張しています。本来はこの部分にNationalのメーカー名が入っているものですが...

時計は蛍光表示管(VFD)エメラルドグリーンの鮮やかな表示。1986年製だと言わずもがな。蛍光表示管の時計を見たらまずは80年代と言っていい。そのつぎにメーカーのマークを見て年代を絞っていく私。笑

明るさを『暗い』に設定。まだまだ、この蛍光表示管は劣化が少ない。


ラジオのチューニング表示がちょっと変わっています。蛍光表示管で発光しているんですね。更にチューニングポイントはレッドの自発光ライトポイント。オーディオチューナーのように高級感がありますね。

このラジオクロックは今から12年位前にリサイクルショップで、2000円位で購入したものです。

という訳で、ラジオクロックを紹介しました。70年代ばかりじゃなく80年代の物ですが、いま見ると十分レトロ感は有りますね。

このラジオクロックが1986年製で、当時といえば昭和末期でしたね。1985年のプラザ合意から一気にバブルのまっただなかに突入している時で、CMにしてもドラマにしても音楽にしても妙に浮足立っているような、時代だった記憶があります。

それではまた!