今日は久しぶりに出してきました。
激シブラジオクロックを紹介します。
今回紹介するのは、ラジオクロックの中でもパタパタ時計とラジオが一緒になったもので、
見るからに70年代
SANYO TRANS WORLD (1973年製)

この存在感は、現存しているのが奇跡に近いです。もちろん完全動作します。
ネット検索するとスヌーズボタンが付いているものを見掛けるのですが、付いてないのはちょっと見当たりません。私のこのラジオクロックは上辺りにボタンが付いてない。

本体裏側に銘版のシールが付いています。デジタルクロックラジオと読めます。
本体上部にスピーカーが付いています。受信感度が、かなりよくFMもちゃんと拾います。(ノイズも拾いますが...)
音質は勿論モノラル。FMを久しぶりに聴いてみると、角が取れたような、暖かみがあるような、独特の素敵な音質でした。レトロ感があります。

ラジオのチューニングメーター。
周波数のメーター部はグリーン、選局バーはレッド。この組み合わせも
70年代あるある

当時の無線機やカーラジオ、それからラジカセに多く見られたデザインです。バックライトはありません。

スリープタイマーが付いています。これはゼンマイタイプですがちゃんと稼働します。パタパタ時計のオーディオクロックもそうだけど、スリープタイマーのノブはゼンマイタイプ。
パタパタ時計もちゃんと動きます。ネオンランプもちゃんと光っていますね。これはAM7:01なんですが、PMになると、時間の文字板数字だけがグリーンになります。

いかがでしたでしょうか。
これは札幌のリサイクルショップで2000円で購入しました。今から17年前ですね。ラジオ付きパタパタクロックはなかなか高価だったり、ジャンク品が多くてなかなか良いものは、入手しにくい状態になっていますね。
1970年代は洗練されたデザインと、新しい技術が交差している渦中の時代です。昭和といえば確かに古いですが、その古さの中に新しさがあります。それは逆も言えますよね。
PARCOのキャッチコピーだったかな?
『新しいものはどこか懐かしい。』
という事でこの記事を書きながら、このラジオでFMを聴いて、70年代に浸っていました
