まず私はクロックラジオやらオーディオタイマー、パタパタ時計のコレクターだったりします。といっても金が掛かるのでここぞという時だけ、買うようにしています。値段もよく見て決めますよ。
クロックラジオのクロックがデジタルになったのはパタパタ時計とラジオが合体したものが最初で1960年代後半から、出始めてきたと言われています。
今日紹介するのはパタパタ時計ではなくその後主流になった蛍光表示管(VFD)のラジオクロックです。
TOSHIBA RC-K5 ラジオクロック
(1984年製)
1984年のクロックラジオですが、まずは見た目。
時計は8:59を表示。エメラルドグリーンの鮮やかな色が、蛍光表示管の特徴です。
隣のアラームの時間が、5:30になっています。蛍光表示管の上にフィルターを入れてレッドにしてありますね。
更に奥に見えるのがチューニングメーターです。メーターポイントは、ライムグリーンの自発光で80年代の初頭のラジオチューナーにはこのような仕様が、よく見られました。
シンセチューニングと言われる、数字が進んで周波数を捉えるチューニング方式(平成では普通)はまだこの頃、オーディオチューナーにはありましたが、クロックラジオには搭載されていませんでした。

本体底面。
実はもし電源が切れて時計が12:00になっても簡単に時計合わせができます。だから停電用補助電池はハッキリ言える、必要なしと。
この時代には珍しい時計アジャスト方法なので、後程紹介します。

チューニングは手動。バンドはFM/AMなんですが、FMアンテナが細い導線だったので、劣化で無くなってしまいました。ということでFMの感度は悪いんです。

本体背面。
ディマースイッチがありまして、数字の明るさをブライトorダークで調整できます。

ということで今回はTOSHIBA RC-K5クロックラジオの紹介でした。